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給与・年収

歯科衛生士の平均給料や年収を徹底解説|他業種に比べて安いのか?

歯科衛生士の平均給料や年収を徹底解説|他業種に比べて安いのか?
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作成日:2021/01/20

歯科衛生士の平均給料

平均給料 平均年収
2022年 28万2,700円 382万4,700円
2021年 27万8,700円 386万7,100円
2020年 25万5,900円 356万1,100円
2019年 26万9,000円 370万7,400円
2018年 26万7,500円 362万8,600円

 

厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、歯科衛生士の平均給料は28万2,700円、平均年収は382万4,700円となっています。

 

全職種の女性の平均年収は378万円となるため、ほぼ平均的な年収と言えます。

 

医師、歯科医師を含めた医療職全体の平均年収が574万,6,500円、医師、歯科医師を除いた平均年収が、490万7,900円となるため、比較的低い給料水準となりますが、資格の取得難易度が他の医療職種と比べると容易であるため、根強い人気があります。

 

歯科衛生士の給料は安いと嘆く方が多いように感じますが、実際に他の医療職種と比べて歯科衛生士の給料は安いのでしょうか?

下記の図は医師、歯科医師を除いた医療職種ごとの平均給与と平均年収をデータにしたものです。

 

職種 平均給料 平均年収
歯科衛生士 28万2,700円 382万4,700円
薬剤師 41万4,600円 583万3,900円
保健師 33万3,800円 481万2,800円
助産師 39万8,700円 584万2,100円
看護師 35万1,600円 508万1,300円
准看護師 29万6,200円 418万1,700円
歯科技工士 32万8,700円 429万8,700円
栄養士 26万4,200円 379万700円
その他保健医療従事者 31万3,100円 443万3,000円
保育士 26万6,800円 391万3,700円


職種別にみると薬剤師、助産師、看護師が平均年収500万円以上となりました。

あくまでも平均値のデータではありますが歯科衛生士の平均給与及び平均年収は、他医療職種に比べると安いという結果でした。


 

関連記事:歯科衛生士の給料が安い5つの理由!上げるための具体的な方法を現役歯科衛生士が解説
 

新卒歯科衛生士の初任給

 

職種名 平均初任給 平均年収
歯科衛生士 23万3,700円 283万7,400円
歯科技工士 20万2,300円 242万8,100円
栄養士 207万1,000円 252万9,900円
その他保健医療従事者 16万円 192万円
保育士 21万9,200円 266万3,700円

 

令和4年賃金構造基本統計調査」によると新卒衛生士の初任給は23万3,700円でした。

 

また平均賞与は3万3,000円なり平均年収は283万7,400円でした。


80%を手取りと考えると18万6,960円が新卒衛生士の平均手取り給料額と考えられます。

医療系の同業種と比べると比較的高い初任給となり、一般職と比較しても決して低くない初任給だと言えます。

 

初任給を詳しく解説 :【 歯科衛生士の初任給は?初任給の全てをマルっと解説】

 

年齢別の平均給料と昇給

 

年齢 平均給料 昇給幅
20~24歳 24万4,200円 -
25~29歳 27万3,800円 +29,600円
30~34歳 26万7,100円 -6,700円
35~39歳 29万4,900円 +27,800円
40~44歳 32万円 +25,100円
45~49歳 30万6,900円 -13,100円
50~54歳 31万6,800円 +9,900円
55~59歳 28万1,400円 -35,400円
60~64歳 33万4,900円 +53,500円
65~69歳 27万9,900円 -55,000円
70歳以上 -


令和4年賃金構造基本統計調査」によると年齢別の歯科衛生士の給料は40~44歳の32万円がピークとなりました。

 

歯科衛生士として20年あまりのキャリアがある方であれば主戦力として活躍をしていますし、指導役として後輩育成も任さる立場でもあるので、給料が高いのではと考えられます。

 

また昇給幅で見てみると60~64歳が+53,500円ともっとも高くなりました。

ただ、60代を抜けば25~29歳が昇給額+29,600と高く、短いキャリでもある程度の額までは昇給する職業だということが分かります。

 

もしも平均以上の給料を求めるのであれば自費や歩合の割合が多めのクリニックに行くのアリです!

 

関連記事:【年齢別】歯科衛生士のリアルな給料を年齢に合わせて解説

 

地域別の平均給料

 

都道府県(TOP5) 平均給料
福岡 33万8,200円
宮城 33万200円
東京 32万9,700円
兵庫 31万9,900円
神奈川 31万2,300円

 

6位以下はこちらをクリック
都道府県 平均給料
新潟 30万400円
京都 30万4,600円
愛知 29万4,100円
北海道 29万2,800円
広島 29万100円
埼玉 28万7,300円
静岡 28万6,100円
茨城 28万400円
島根 28万100円
沖縄 27万9,800円
大阪 27万7,500円
山口 27万4,000円
山梨 27万2,300円
三重 27万100円
愛媛 25万9,700円
秋田 25万8,400円
富山 25万7,400円
奈良 25万6,800円
千葉 25万300円
長野 25万2,700円
岡山 25万100円
和歌山 24万7,600円
佐賀 24万6,100円
高知 24万5,500円
徳島 24万5,400円
岩手 24万4,800円
熊本 24万3,200円
山形 24万2,700円
岐阜 24万2,400円
群馬 23万5,200円
滋賀 22万2,700円
福島 20万6,900円
栃木 20万2,200円
鹿児島 19万5,800円
鳥取 19万4,200円
宮崎 19万2,100円
大分 16万6,200円

 

地域別に給料額を見ていくと、福岡県が33万8,200円とTOPになりました。
 
ちなみに東京都の場合、平均給料が32万9,700円のため、その80%にあたる約26万3,760円が手取り額の目安になります

比較的、関東は平均給与が高い傾向にある一方で福岡を除く九州は全体的に低いという結果になりました。

歯科衛生士の平均賞与

平均賞与
2022年 43万2,300円
2021年 52万2,700円
2020年 49万300円
2019年 47万9,400円
2018年 41万8,600円


令和4年賃金構造基本統計調査」によると、歯科衛生士の平均賞与は43万2,300円でした。

前年が52万2,700円と例年よりも高めとなったため、平均で見ると下降傾向となりました。

 

また賞与に関しては看護師や栄養士など他の医療系職種に比べると、平均賞与は決して高いとは言えない結果でした。


賞与は基本給から算出されることが多く、月給自体は高くても基本給が低い歯科医院もあるため、事前に確認をするようにしましょう。

 

関連記事:歯科衛生士が間違えやすい賞与の確認すべきポイント

 

歯科衛生士の平均時給

日本歯科衛生士会が令和2年に発表した「歯科衛生士の勤務実態調査報告書」によると、常勤で給料形態を「時間給」と回答した方のうち、27.3%が1,100円以上1,300円未満と回答し、一番多い割合を占めています。
 
非常勤においても、27.7%が「1,100円以上1,300円未満」と回答しているため、常勤・非常勤ともに1,100円以上1,300円未満程度が平均的な時給と言えます。

 

しかし、経験年数次第では1,500円以上や2,000円前後にまで昇給することがあります。

 

公務員として働く歯科衛生士の給料

歯科衛生士には公務員として勤務するという道もあります。

給料面で見てみると地域によって違いはありますが、約20万円前後になりことが一般的で一般歯科院と比べると決して高い給料とは言えません。

 

しかし、ボーナス(賞与)はしっかりと支給されますし、着実に昇給をしていくため、長い目で見ると安定した収入が得られます。

 

歯科衛生士で公務員として働く場合は「国家公務員試験」に合格する必要がありますが、

 

『歯科衛生士が公務員として働くには?試験の倍率から給与や待遇等のメリット・デメリットも解説』


でも詳しく解説をしていますので、ぜひ読んでみてください。

 

歯科衛生士が給料を上げるには

衛生士としてできる業務を増やす

医院として求められる業務やレベルは様々ですが、チーフ衛生士や教育担当、院長の右腕となり全体を見渡せる歯科衛生士になることは、給料を上げるのに非常に大事な要素になってきます。

 

このような歯科衛生士は医院としても失いたくない存在なので、場合によっては給料交渉も行うことができます。

 

また、医院によりますが自費診療に対するインセンティブを設けていることもありますので、自費に関するスキルを身に付けることでも給料アップを期待することができます。

 

認定歯科衛生士の資格を取る

認定歯科衛生士の資格の取得も給料を上げるのには効果的です。代表的なものには下記のようなものがあります。

 

・日本歯周病学会認定歯科衛生士

歯周病に関する資格で歯周病に関する知識や的確な処置など患者さんの口腔内の健康を守るための資格です。

 

・日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士

口腔ケアに関する治療やメンテナンスなどの専門的な知識に関する資格で、口腔インプラントの治療ケアを行います。

 

・日本小児歯科学会認定歯科衛生士

子供の歯に関する知識や技能を学ぶ資格で、お子様の口腔機能発達不全症の予防や歯並びの改善や指導を行います。

 

このほかにも、「トリートメントコーディネーター」「歯科食育士」など臨床経験年数問わずに取得できる資格もあります。

 

認定資格は学会への出席、ケーススタディのプレゼンなど取得するのは簡単ではありませんが、自身のスキルアップに加え給料を上げることもできるでしょう。

 

フリーランスになってみる

フリーランスには「非常勤雇用」と「業務委託契約」の2種類があります。

 

非常勤の場合は時給で働くことになるためイメージがしやすいです。おおよそ時給1,800円~5,000円と幅がありますが、スタッフへの教育や自費診療のインセンティブなど、自分のスキルに合わせて時給を上げることが可能です。

 

業務委託契約は「仕事の成果を提供する」働き方です。

時給制ではなく成果で収入が決まるため、矯正専門医などのように専門性を持った人が多くいます。

 

フリーランスとしての働き方は様々ですが、前提としてスキルがあり自己管理ができている必要があります。

上記で解説した認定資格などを取ることにより歯科衛生士としての価値が上がり、企業への講演など行うことも可能になります。

 

副業をしてみる

最近では副業をする歯科衛生士も増えてきています。

代表的なものとしては執筆活動やYouTube、インスタグラマーなどがあります。

歯科衛生士という専門職の特性を活かして解説をしたり、情報発信をすることで企業からの案件による収益で収入を増やすことができます。

 

また、HANOWAを代表する単発バイトをしながら給料を上げる人も増えてきました。(ただし契約形態がグレーなケースが非常に多いので、注意が必要です)

 

給料が高い職場に転職する

給料を上げるために転職をする歯科衛生士も多くいます。

 

歯科医院にはどうしても出せる給与の上限があります。いくら自分のスキルを磨いたとしても歯科医院側が出せる給料が自分の希望に届かなければ、どこか不満を抱えたまま働くことになってしまします。

 

そんな場合は転職をして給料を上げるのも一つの手と言えます。

給料が高い職場はそれに比例して忙しかったり自費診療向けの丁寧な対応が求められたりします。

 

紹介会社を利用するメリットとして無理のない範囲で給料が上げられる職場も紹介できるので、一度相談をしてみるといいでしょう。

 

>>デンタルハッピーに相談してみる
 

 

歯科衛生士が年収500万円を目指すには

 

歯科衛生士が年収500万円を目指すためには9つの要素が重要になってきます。

それは患者さんやスタッフとのコミュニケーションから身だしなみ、資格取得など様々。

 

たまに給与が高い求人を出している歯科医院に転職をすれば年収500万円になる!と思われている方もいます。

 

しかし、給与が高い歯科医院はその分、業務も多ければホスピタリティや専門性が求めらえてきます。

まずはそんな期待に応えられる歯科衛生士になるために道筋をたてることから始めましょう。

 

合わせて読みたい:「年収500万円以上稼ぐ歯科衛生士の9つの習慣」はコチラ
 


 

2008年に歯科衛生士専門の人材紹介会社を設立。これまで2000名を超える歯科衛生士と面談し就職先の決定に大きく関わる。関東エリアにある約2000人の歯科医院経営者より採用担当としての依頼を受ける。株式会社ヨシダや神奈川県歯科医師会より歯科衛生士の採用に関する講演依頼を受け登壇。

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