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給与・年収

東京の歯科衛生士はいくら稼いでいるのか? 年齢別の平均月給

東京の歯科衛生士はいくら稼いでいるのか? 年齢別の平均月給
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作成日:2012/12/27
ジョブメドレーなどの求人サイトで平均給与が記載されておりますが、給与設定を下限〜上限で記載しており、平均給与が大幅に引き上がって記載されてしまっています。そのため自身の給与と比べて一般的な平均給与がすごく高いと思われている方も多いかも知れません。


求人サイトに掲載されている平均給与は実際の現実値と大きく違いがあると感じたため、今回歯科衛生士のリアルな月額給与を算出してみました。


算出基準として、これまで弊社(デンタルハッピー)が東京・埼玉・千葉・神奈川県を中心とした関東エリアで働く歯科衛生士約6,000人・4,000院の院長から実際に聞いた結果を基に【歯科衛生士の平均月収】の平均値を算出しました。
 

新卒歯科衛生士の平均月収


2023年のリアルな新卒月収の平均値は東京都で約23.5万円が平均と言えます。その他の関東エリアでは23万円が新卒歯科衛生士の平均月収になります。
 
2016年頃までは22万が初任給の平均だったのが、ここ数年で1-2万円ほど上がった印象があります。

もちろん平均なので、21万円スタートの医院もあれば25万円以上の医院もあります。

指でOK 新卒でも高額設定な歯科医院のカラクリ
 

25歳:歯科衛生士4年目の平均月収


 
3年間最初の勤務先で働き、初めての転職にチャレンジする衛生士も多いと思います。現役で歯科衛生士になっている方は25歳。まさに転職適齢期と言われる年齢です。

しかし歯科衛生士としての【実力と評価】を一番見誤りがちな年代とも言われております。

25歳歯科衛生士と言っても人によって経験が異なります。
 

・先輩衛生士が不在のため、チーフ衛生士でセンターとして働いている衛生士さん
・どこへ行っても合わずに転職を繰り返している歯科衛生士さん

 

置かれている環境や自らの評価によってもらっている給料も大きく異なっているため、中堅と言われる24歳・25歳・26歳頃の歯科衛生士だといくらが平均月収なのか分かりづらいです。

転職先の衛生士不足の具合によっても異なりますが、実際の平均値は約26.5万円です。

多くのクリニックが1年で約5,000円昇給することが多いですが、歯科衛生士の採用に困っている歯科医院が平均値を大幅に上げるため、平均月収26.5万円がリアル値です。
 

新卒から同じ歯科医院で4年目になる方で、高収入を稼いでいる人の転職時のポイント

現在の給与額は現院長からの評価であって転職後も同じような評価を受けられる保証はありません。
 
もし今の職場が労働時間が長いがゆえに、残業代で給与額が高めになっている場合は転職後に総収入は減りますが、時給換算ベースでは大幅に上がる方もいます。

どの程度できるか未知数な歯科衛生士に対して、入社時に高額な給料を約束することはリスクが高く、歯科衛生士に本当に困っているクリニックでない限りは25歳で月収27万円以上のオファーが出されることは少ないです。

もし今あなたがこれからもっと稼ぎたいと考えるのであれば、今の職場では身につかないスキルを身につけて、次の次の転職時に大きく羽ばたくことをオススメします。
 

「高給が稼げる = 離職率が高い歯科医院 or 人材不足の歯科医院」 この構図は昔からの定番ですのでお気をつけください!

また、求人票の給与額を見て入職したものの「聞いてた条件と違う…」ということも歯科業界ではよくあります。

求人サイトの場合、給与額でフィルターをかけられてしまうため、フィルターを通るために高めの設定にして、面接時や働き始めてから「実は…」となるパターンのあるようです。

30代:歯科衛生士歴10年overのキャリア衛生士

 
歯科衛生士学校を現役で卒業し常勤で働き続けている方であれば、どのクリニックも即戦力を期待されます。

しかし、大事なことはキャリアで給与額が決まるわけではないということです。面接・見学時には『性格が良く、他の衛生士とうまくバランスが取れるか?』を一番に見られています。

指でOK 30代の歯科衛生士が期待されていること


また30万円overなど高額を要求する歯科衛生士の場合は、よっぽどの方でないと院長も採用を渋りますので、お金の話は慎重に切り出しましょう。

指でOK 30万円以上稼げる歯科衛生士の特徴


学びの多いクリニックにいた歯科衛生士であれば、ある程度即戦力となることが期待され、医院の主力衛生士として迎えられることが多いです。

人当たりが良く経歴も乱れていなければ、東京都内で仕事を探した場合で月収29万円が平均値です。
 

より自分の能力が評価されるクリニックで働きたいとなった場合、ご自身のスタンスや人柄などにおいてクリニックとの相性が大事になってきます。

 

40代:歯科衛生士歴20年overのベテランDH


 
歩んできたライフ・キャリアよって歯科衛生士としての技術や対応力に大きな差があるため、平均値を取ることも非常に難しいです。
20代の頃から同じクリニックで働かれ、勤続年数が非常に長い方の中には、月収40万円overの方がいらっしゃいますが、非常に少数であり参考値とは言えません。

またフリーランスという働き方を取られている方は、月収は大きくとも賞与がないため、年収ベースで見ると高額な給料を得ている衛生士は多くないと言えます。

平均年収という観点で見ると、30代の歯科衛生士の方が高額給料を得ているというのが歯科衛生士のリアルな給料事情です。

東京で常勤として働く40代の歯科衛生士の平均給与はズバリ28万円という結果でした。

もし今あなたが40代で給料/昇給が頭打ちになっており、もっと収入を増やしたいという理由で転職をお考えであれば、一つの目安は27万円と言えるかもしれません。

なぜなら28万円以上の月収があり、今以上を求める場合は、環境面(働きやすさ)でグレードダウンを強いられる可能性が高いと言えるからです。

指でOK歯科衛生士の給与が決まる瞬間



今、各世代の平均値よりも高収入を得ており、その上で給料を下げたくなく、且つより良い環境面をお求めの方は、正直デンタルハッピーではあまり転職をオススメしておりません。

転職をすることでキャリアダウンしてしまう方もたくさん見てきたからです。
もし今のご自身の能力やキャリアを踏まえた上で、客観的な市場価値を知りたいという方は、無料でキャリア・アドバイジングを行なっておりますので、お気軽にご相談ください。

その時の市場の動きを考えながら本当に適切な時期での転職をサポートさせていただきます。


 
 

2008年に歯科衛生士専門の人材紹介会社を設立。これまで2000名を超える歯科衛生士と面談し就職先の決定に大きく関わる。関東エリアにある約2000人の歯科医院経営者より採用担当としての依頼を受ける。株式会社ヨシダや神奈川県歯科医師会より歯科衛生士の採用に関する講演依頼を受け登壇。

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