患者さんからのクレーム
患者さんから直接、または受付や先生を通じてクレームをもらう事があります。
理由は様々で、身だしなみから、接遇、スケーリング時の痛みなどなどあるかと思います。
もし身だしなみに関してクレームを受けたのであれば、それはクリニックの規定に合わせられなかっただけであり、身だしなみを正してその職場で続けれる、もっとゆるい職場に転職するかの2択と言えます。
もしあなたの接遇に関してクレームを受けたのだとしたら、これからも人と接し続ける仕事であるがゆえ、あなた自身が変わる必要性があります。
人を不快にさせない言葉遣いをしようと気をつけていると、いざと言う時に困りません。
どこの歯科医院でも、歯科衛生士は細かな気遣い(配慮)が求められるため、その点をいつも怒られているという方にとっては、歯科衛生士は【厳しい職種】と言わざるを得ないです。
患者さん自身は不安な気持ちで来院される方も少なくないので、よく観察し、不安そうな患者さんには小まめな声かけをすることで安心感を与えてあげましょう。
人はネガティブな感情に支配されたままの状態だと、他人の行動に対してもネガティブに捉えてしまいがちです。
また、スケーリングの痛みについては、歯科衛生士の技術不足で痛いと思い込んでいる患者さんは結構多いです。
歯肉退縮している箇所や炎症の起きている場所は痛む可能性があることを事前に伝えておき、特に痛みに弱い患者さんには表面麻酔を塗布してからスケーリングをするなど事前に対策してから行うとクレームになりにくいです。
先生に怒られた
一度も先生に怒られたことがない歯科衛生士は稀なんじゃないかと思います。
先生の人柄にもよりますが、感情的に怒鳴りつけたり、機嫌が悪い時に八つ当たりしてくる先生も少なくありません。
繰り返し怒られることで仕事が向いてないと思ってしまう衛生士も多いと思います。
もちろん、もともと不器用な人や仕事が遅い人は努力が必須です。
明確な理由があって怒られるのは致し方ないことですが、明らかに理不尽な理由であったり、同じ事をしても他のスタッフは怒られず、自分ばかりが怒られるなど明らかに”おかしい”場合は、その職場を離れるのも一つの手段です。
仕事でミスした
失敗しない人なんていません。
失敗を重ねて上達したり、同じミスを繰り替えさない教訓になったりするものです。
クリニックが歯科衛生士に求める技術力はクリニック毎に差があり(TEKやCR充填を衛生士がやるところなど)学校の実習では経験の少ない仕事を当たり前に振られる事も多々あります。
経験の少ないうちは、限られた時間で慣れない仕事を完了させなければならず、焦るがゆえにドツボにハマり失敗することもあるはず。
技術的な失敗は練習を重ね技術を習得する事で解決します。何事も一朝一夕にはいかないもの。練習を重ね、いつでも対応できるように準備しておきましょう。
いかがでしたか?
辞めたいと思うのは歯科衛生士なのか、職場なのかハッキリしたのではないでしょうか?
歯科衛生士の仕事を離れる前に今一度振り返って考えられるといいですね。
勤務先を見つめ直して「転職活動」を始めてみる。>>