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辞めてよかった?歯科衛生士を辞めた人が直面する他業種への転職の難しさ

辞めてよかった?歯科衛生士を辞めた人が直面する他業種への転職の難しさ
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作成日:2021/06/03

自分は歯科衛生士に合わないかも…と思ったことはありませんか?
思い切って他の仕事をしてみようと退職する方も多いと思います。

しかし、歯科衛生士が他業種に転職をするとつまずくポイントが存在します。

そこで今回は実際に歯科衛生士を辞めた人が直面した他業種への転職の難しさについて解説していきます。

歯科衛生士を辞めてしまおうかと思っている方はぜひ読んでみてください。

 

歯科衛生士を辞めた人が直面する他業種への転職の難しさ4選

①学歴問題

多くの歯科衛生士学校は専門学校や短期大学です。そのため歯科以外の知識などが足りてないケースがあります。
 
最近は学歴を気にしない企業は増えているというものの、いまだに学歴で給料を決めたりする企業もあります。。。
 

②社会人としてのマナー
(敬語・一般常識)

2つ目の問題としてあげられるのが、社会人としてのマナーが欠けているパターンです。歯科衛生士は社会人研修がないところが多く、実際に働いていてもマナーに関して困ることは少ないもの。
 
しかし、もし企業で働くのなら敬語が使えないとキビシイのが現実です。メールの送り方や電話対応、最低限の一般常識がないといけません。今のうちに社会人マナーを身に付けておくのはムダではないですよ。

③給料の安さ

3つ目の問題として、給料の安さが挙げられます。

「意外に思うかもしれませんが歯科衛生士の給料は決して低くはありません!!!」

 

クリニックによって昇給額は違いますが、30万円以上も十分稼げる職業になりました。

 

企業の場合、未経験だと給料が少なくなったり、福利厚生はあっても休日出勤やサービス残業などがあったりして、「歯科衛生士として働いていたほうが楽だったかも」ということもあるかもしれません。
 

④そもそも採用されない

30歳に近づくほど未経験の壁は立ちはだかります。常に採用をしているような”ブラックな職場”でない限りは書類選考で落とされてしまう率も多くなってきます。

 

自分が希望するような条件の職場に採用されるには想像以上にハードルがあるのです。

どうしても歯科衛生士を辞めたいときにするべきこと



それでも「歯科衛生士を辞めたい」と思ったときにしておくべきポイントは、下記のことがあげられます。
 

①ビジネスマナーを身につけておく

ビジネスマナーと一口に言っても伝わりにくいですが、一言で言うと「人としてやって当たり前のこと」です。

正しい敬語や電話対応、TPOをわきまえた服装がそれにあたります。
特に一般事務職の場合はお客さまからの入電に対応する機会も多いので、電話や敬語の振る舞いは覚えておきましょう。
 

②仕事に必要なスキルや資格を身につける


社会人としての基本的な考えを身につけたら、仕事に活かせるスキルや資格を取得しておくのもよいでしょう。

「特にWord・Excelは基本的な一般職であれば必須に近いので、覚えていて損はありません。PowerPointまで使えれば即戦力として活躍できること間違いなし!」

 

また、立ち振る舞いや言葉遣いを習得したいのであれば、秘書検定の勉強をすると一通り見につきます。

③歯科衛生士を続けてみる

(出典:公益社団法人 日本歯科衛生士会「歯科衛生士の勤務実態調査報告書」令和2年3月)
 
最後に「他職種への転職は難しい」と感じるのであれば、歯科衛生士を続けてみるのもひとつ。

そもそも歯科衛生士を辞めたくなった理由は何でしょうか。
本当に”歯科衛生士の仕事”そのものが自分に向いていないと思ったのでしょうか。
 
「この仕事に向いてない人はいないと思います。どんな人でも自分の得意を活かした働き方ができると思うからです。」
 
もし仕事が嫌になった原因が人間関係だったりしたら、別の歯科医院へ転職したらやりがい持って働けるようになるかもしれません。
 

>>「ホントにこれでいいのかな…」自分の働き方に不安を感じたら

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