【例文あり】歯科衛生士の履歴書・志望動機の書き方|基本ポイントをチェック

作成日:2018/07/19
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歯科医院の面接に進む際に必要な履歴書。
初めて書く人や久々すぎて書き方が分からなくなってしまった人も多いのではないでしょうか。

特に志望動機については医院ごとに書き分ける必要があるため、苦労する人が多いようです。
今回は今までに9,000人近くの歯科衛生士をサポートしてきたデンタルハッピーが、志望動機の書き方や例文を中心に、履歴書を書くうえで押さえておきたい書き方やマナーについて詳しく解説いたします。

 

履歴書作成チェックポイント

 

基本情報欄

基本情報欄の書き方について

日付は記入した日ではなく、面接に行く日の日付を記入しましょう。事前に書類審査を設けているクリニックの場合は、郵送で事前に履歴書を送付する必要がある場合もあります。その際は履歴書をポストに投函する日の日付に設定しましょう。

 
 

写真

性格が一番出るのが、写真の貼り付け方です。雑な歯科衛生士による見られるのが【雑な写真のカット】と【写真の貼りズレ】。
几帳面な院長は、そんな写真を見ると残念な気持ちになと同時に、ちょっとあなたの事を下に見ます。

 

電話番号・メールアドレス

電話番号・メールアドレス

固定電話がない場合は携帯電話のみでOK。
メールアドレスは携帯電話やパソコンですぐに確認ができるものを記入しましょう。
この時に注意したいのが、ちょっと恥ずかしいメルアドのアナタ。

 

学歴

履歴書全体で西暦表記か元号表記か統一しましょう。学校名は省略せずに、正式名称で記入しましょう。
新卒の場合は中学校の卒業年度から記入し、転職者の場合は高校の卒業年度からの記入でも問題ありません。

 
 

職歴

時系列に記入していきクリニック名は正式名称で記入しましょう。(医療法人の場合は法人名も書きましょう。)
現在勤めているクリニックの退職日が決まっている場合は『2018年3月 ◯◯歯科医院 退職予定』と記入しましょう。
最終行に『現在に至る』と記入し、その下の行に右寄せで『以上』と記入しましょう。
職歴が書ききれない場合は、ある程度職歴の記入をして『詳細は職務履歴書記入』と記入し別途、職務履歴書の記入をしましょう。

 

免許・資格項目

免許・資格項目

歯科衛生士免許、自動車免許等、免許から先に記入をし、資格は免許の後に記入しましょう。免許・資格は正式名称で記入しましょう。現在習得の為に勉強しているものもあればそちらも記入。(2022年3月 歯科衛生士免許取得見込み 等)
資格取得の時と現在の名称が異なる場合は取得時の名称を記入しましょう。

 

趣味・特技

院長や趣味の合うスタッフがいたりと、会話が弾むきっかけにもなるので、単純に興味があることなども記入しておきましょう。
また、細かい作業が必要な趣味を持っている人は歯科衛生士業務に共通するので良いアピールになるでしょう。
社交的な趣味があればコミュニケーション力がある人だと思ってくれるでしょう。
趣味を多く記入しすぎると印象がよくない事もあるので、ある程度絞って記入することをオススメします。

 

志望動機のポイント

 

志望動機の書き方

一番悩む方が多いのが志望動機の書き方。
よく耳にする自己PRも何を書いたらいいのか悩む歯科衛生士も多いと思います。特に新卒歯科衛生士の場合はほぼ初めての履歴書作成のため、正解が分からずコピペのようになってしまいがちです。
また家庭があるママさんパートの方などや紹介されて受ける方などは書き方に工夫が必要になってきます。

では、そんな志望動機を例文を交えて解説していきたいと思います。

 

ポイント1、面接を意識

面接は履歴書を元に、話をしていく事が多いです。特に志望動機は面接時に必ず聞かれると言っても過言ではないテッパンの質問事項。
履歴書にはわかりやすく要約してまとめ、面接で質問された時に履歴書に書ききれなかった部分を説明するのがベストです。
どのような流れで面接を進めたいかイメージしながら書き進めていくのが大切です。

ポイント2、なぜ志望したのか

なぜ志望したのか

歯科医院と一口に言っても、一般、矯正、小児、審美、訪問歯科、インプラント、口腔外科など専門分野で分けると多岐にわたります。その中で、なぜその医院を志望したのか、自分自身が何にやりがいを感じるのかを具体的に記入しても良いでしょう。

スラスラかける人はいいですが、筆が止まってしまう方は箇条書きでも良いので『数ある求人からなぜその歯科医院で働きたいと思ったのか』なんでもいいのでイイと思ったポイントを書き出してみましょう。
そこに肉付けをして文章化していくと書きやすいかもしれません。

条件面ばかりを書き出してしまうと、ありきたりな文章になりやすく、どこの歯科医院でも変わらない内容になってしまいます。
志望の歯科医院の募集要項やホームページを必ず確認し、医院の特徴やウリにしているポイントを抑えるようにすると、採用担当者の目に止まりやすくなります。
ポイントは「他院ではなく何でウチなの?」ということが簡潔に書いてあるかです。
また、具体的なキャリアプランが描けている人であれば、そのプランに向けてどんなことがしたいかということを書くことで熱意が伝えられるでしょう。

 

志望動機の例文 3選

【例文①  スキルアップの場合】
 
「私が貴院を志望した理由は、貴院が歯周病治療に力を入れており認定衛生士も在籍しているため、スキルアップや知識の習得ができると感じたからです。将来的には認定資格を取得したいと思っているため、セミナーや勉強会参加の機会が多い環境にも魅力を感じました。貴院の一員として患者様に笑顔になってもらえるよう向上心をもって精進します。」


【例文② 専門分野に興味がある場合 】
 
「私が貴院を志望した理由は矯正歯科を専門としており、歯並びにコンプレックスを持っている患者様を笑顔にできると思ったからです。私は子供の頃から歯並びの悪さがコンプレックスで矯正治療をするまで自分の笑顔に自信が持てませんでした。歯並びの良さで人の印象は大きく変わり、見た目だけでなく明るい気持ちにもなることは自分自身が一番感じました。
貴院に入社をした際には矯正治療を通じて、自分と同じような悩みを持った患者様を一人でも多く笑顔にします。」
 
【例文③ ブランクがある場合 】
 
「私が貴院を志望した理由は、下町という土地柄もありご年配患者様が多く、自分の経験を生かせると感じたからです。私は歯科衛生士として3年間勤務をしていく中で、ご年配の患者様の優しさに触れたことがきっかけで介護士に転職しました。介護士として5年間勤務をしていましたが、ご年配の方が口内環境の問題を多く抱えているという現実を改めて実感し、歯科衛生士として再度働きたいと思いました。
まだ歯科衛生士としての経験は浅いですが、ご年配の方への気配りなどは自信があるため、貴院の中でも頼られる衛生士になりたいと思っております。
 

NGな志望動機

【前職のことを悪く言う】

「以前勤めていた医院は○○が悪かった!」「前の医院は残業が多く…」と以前の勤め先を悪く言うことは避けてください。

院長先生としては自分の医院も悪く言われるんじゃないかという不安が出てくるため良い印象は持たれません。また、ウチでも嫌なことがあるとすぐ辞めてしまうのでは?という不安も残ります。

コツは「残業が少ないため仕事に必要なスキルアップの時間を作ることができる」などポジティブな言い回しにしてみることです。


【志望動機の使い回し】

また気を付けたいのが志望動機の使い回しです。
歯科医院によっては独自の強みや技術がないケースもあります。

そんな時にどこにでも当てはまるような志望動機にしてしまうはNGです。
院長先生たちは使い回しはすぐに見抜きますし、志望度が低いと判断します。
HPの中や見学時などからストロングポイントを発見するのも必要な作業です。
また当然ですが、ネットで検索した志望動機例をそのまま使いまわすのもNGです。

【福利厚生や条件面を前面に押した志望動機】

・勤務時間が短い、休日が多い
・福利厚生が手厚い
・社会保険完備 etc...

など条件面を志望動機にするのはベターではありません。
「それが叶っている医院ならウチじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。
 

指でOK 職務経歴書はどうやって書く?>>

いざ履歴書。書く前に気をつけたいポイント

 

手書きで書くべきか?

手書きで書くべきか?

手書きの履歴書を好む院長は確かに多いかも知れません。特に50代以降のDrは筆跡で人柄が解る!と考える方や手書きの方が熱意が伝わる!という方も多いですね。
逆に若いDrは自身もパソコンで書いた経験がある方も多くあまり気にされません。
結果が変わるかどうかは院長先生によると思いますが、極端に字が汚い方は一生懸命手書きで作成するのも良いですが、パソコンで作成して挑むのもアリです。

手書きで履歴書を書く際に気をつけたいのは、鉛筆やシャープペン、色つきのペンで書くのはもちろんNGです。修正液の使用も好ましくない為、下書きをした上で集中して書き上げましょう。

 

時間に余裕を持って

手書きで書くべきか?

面接日前日に焦って書くのはオススメしません。
焦るとどうしても字が雑になったり、誤字・脱字が増えることにより結局書き直すことになり、余計に焦ってしまいます。
面接の日が決まり次第、準備に取り掛かりましょう。

ココで悩むのが証明写真。証明写真は当日スーツ姿の時にスピード写真で撮影して貼り付けるのが一番無難です。面接のために髪を黒く染める衛生士の多いので、履歴書の写真と面接日で風貌が大きく変わってしまうと違和感を抱かれます。

 

志望動機はオリジナルが一番イイ

手書きで書くべきか?
 

志望動機は面接へ行く歯科医院に向けたメッセージ

面接先のクリニックが衛生士業務を非担当制で対応しているにも関わらず、『担当制で長期的に患者さんの口腔内を管理していきたい。』と書いてしまうと、クリニック側からは『うちのクリニックとは方向性が違うな…。』
と判断され、合格線上ギリギリにいる場合、不採用へつながることもあります。

しかし・・。

ここで一つ注意点。大事なのは受かるための志望動機ではなく、【自分にとって本当に合う歯科医院なのか?】という点です。それをお互いに見極めるのが面接であって、仮に作られた自分で挑み採用されたとしても、入社後に悩むのはアナタです。

そのためにも、志望動機にはアナタが今感じている本音を記載すると良いでしょう。(衛生士業務を担当制でやってゆきたい。予防歯科で来院されている患者さんが多いクリニックで働きたいと考えている。指導医のもとでスキルアップしたい。虫歯治療をしたい…など)

歯科衛生士で志望動機の記載に悩む方はとても多いので、もし今志望動機でに悩んでいるのであれば、これまで1000人以上の歯科衛生士の履歴書を添削しているデンタルハッピーにお気軽に連絡ください。

 

どの履歴書を選ぶべきか?

多くの歯科衛生士がコンビニで売っている履歴書を使用しているかと思いますが、一口に履歴書と言っても様々なタイプがあります。
学校指定の履歴書もありますので、その場合は書き方を事前に確認しておくのがベターです。

基本的に履歴書は空欄になってしまう項目が少ないのが理想なので
自分が履歴書の項目を埋められそうなタイプのフォーマットのものを選びましょう。
ここで出てくる問題はキャリアが長く、転職回数が多い方です。通常タイプの履歴書では入りきらない場合はパソコンで作成するのがベストです。

転職回数を気にしてしまうのであれば、履歴書だけでなく職務経歴書も作成し、逆に膨大な文字量にて攻める!という戦法もあります。職務経歴書をしっかりと作成している歯科衛生士は少なく、それだけでも『さすが!伊達にキャリアを積んでいない』と高評価に繋がります。
 

 

面倒くさがらないがポイント

面倒くさがらないがポイントです

面倒くさがりのアナタ!気をつけてください。

面性格が一番出やすいのも手書きの履歴書の特徴。字が綺麗な方はそれだけで2割り増しで【しっかりとした方】という印象がもたれますし、逆に乱雑に書かれていると、大雑把な性格だというのが丸わかり。

字を丁寧に書く事に集中し過ぎてしまい、思わぬ誤字・脱字があることも…

書き上げた履歴書を一度誰かに見てもらうだけで、ずっと勘違いしていた漢字ミスに気づくということもあります。漢字ミスって指摘されると本当に恥ずかしい思いをするので、事前に気を許せる方にチェックしてもらいましょう。

書き終えたら必ず見直しをして間違いがないか確認しましょう。

 

履歴書を提出する際のマナー


応募先の医院が遠方にある場合は提出方法も重要。
履歴書を郵送する場合には「添え状」を同封するのがマナーです。
 
また郵送する際に書類を入れる封筒についてもいくつか書き方の決まりがあります。
 
 

添え状の書き方とマナー

添え状は、挨拶を含め書類を誰に何枚送るかの証明書となる大切なものですから、履歴書などの書類を提出する際は同封するようと良いですよ!
図:添え状記入例

①日付
同封する履歴書の日付と同じく、提出する日の日付を記入します。
西暦・和暦は履歴書と統一させます。
 
②宛名
送り先の歯科医院の名称を省略せずに記入します。
 
③署名
宛名よりも下に記載するのがマナーです。
「郵便番号」「住所」「電話番号」「氏名」の順に記載しましょう。
連絡先はメールアドレスでも問題ありません。
 
④件名
どういう内容の書類か一目で分かるように件名を記載します。
 
⑤本文
まずは前文を書きます。
前文とは、「頭語」「時候のあいさつ」「相手の発展を喜ぶ言葉」で作られるのですが、ポイントとしては文の最初の頭語には「拝啓」を使用することです!

時候の挨拶は季節によって異なるため、提出時期に合ったものを使うようにしましょう。
 
⑥結語
本文の終わりには右寄せで「敬具」と記入します。
 
⑦同封書類
同封書類の内容と枚数を記載します。
 

封筒の書き方とマナー

図:封筒記入例


封筒は白色の「角型A4号」または「角型A2号」など、履歴書を折らずに封入できる封筒を選びます。
封筒の表面には送り先の住所・宛名を正しく記入しましょう。
左下には赤色の文字で「履歴書在中」と記載する必要があります。
 
初めから記載されている封筒もありますが、記載されていない場合は赤色のマジックペンで「履歴書在中」と書き、定規を使って四角で囲みましょう。
 
裏面には自分の住所と氏名を書きます。
 
開封されていないことや、大切な書類であることを知らせるために裏面の糊付け部分に「〆」マークを書けば送付の準備は完了です。

 

履歴書の第一関門を突破したらいよいよ面接!

履歴書は採用担当者が見る最初の情報です。
特に郵送の場合、面接への判断をする材料は履歴書しかありません。
 
履歴書の書き方やマナーが悪いと、志望する歯科医院で歯科衛生士として働きたい気持ちが強くても面接までたどり着くことができなかったり、面接できたとしても印象が悪くなったりしてしまう場合があります。
 
この記事の履歴書の書き方を参考にして、印象の良い履歴書を書きましょう。

そして、履歴書が無事OKであれば次は面接です!面接では定番の質問から深い話まで実に様々なパターンがあり、それぞれ面接対策をしていくことも必要です。


以下記事で面接対応のポイントも解説してますので、是非ご覧ください!!
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2008年に歯科衛生士専門の人材紹介会社を設立。これまで2000名を超える歯科衛生士と面談し就職先の決定に大きく関わる。関東エリアにある約2000人の歯科医院経営者より採用担当としての依頼を受ける。株式会社ヨシダや神奈川県歯科医師会より歯科衛生士の採用に関する講演依頼を受け登壇。

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