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衛生士が配慮すべき受付業務とは?

衛生士が配慮すべき受付業務とは?
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作成日:2018/02/01
歯科衛生士として働いている皆さんの中には「歯科衛生士なんだから、受付業務はしたくない!」という人も少なくないのではないでしょうか。

人数が少ない小規模クリニックでは、歯科衛生士が受付業務を兼任するクリニックも多く存在します。

受付業務を専業でやっているわけではないため、うまく時間配分をしないと、患者さんをお待たせしてしまったり、自分のやるべき業務に手が回らなくなり残業になってしまうことも…。

 
そこで今回はスムーズにご案内からお帰りになって頂くためのコツをご紹介したいと思います。


① チェアサイドで効率よく説明を
 

 
口腔内の説明や必要な歯間ブラシのサイズ定期検診の間隔などはチェアサイドでTBIに交えて説明しましょう。受付に歯ブラシなど口腔ケア製品が置いてある場合、目移りしてしまい、中々決められず時間をとってしまうことも多くいらっしゃいます。事前にその患者さんにあった物を伝えることで迷うことなく商品を選んで頂けます。


② 次回アポイントの取り方
 
 
受付業務の中で一番時間がかかるのが次回予約の決定です。
忙しいクリニックだと予約が一ヶ月先になってしまうこともザラにあるかと思います。ただ漠然と『いつがいいですか?』と質問してしまうと希望の予約が取れず、予定のすり合わせだけでも時間がかかってしまいます。診察券を見て特定の曜日や時間に集中して来院している場合は、それに合わせた日時を提案してみましょう。

また、「印象の予約を取る場合はセット日の予約も合わせて取る」、「先の分かる治療の場合は予約を複数取る」など一工夫をすることで、次回以降もスムーズな来院をして頂くことができます。


③定期検診
 
 
定期健診のために手間と時間のかかるリコールハガキを出しても、予約が面倒で検診に来院しなくなる患者さんも多いです。『3ヶ月先の予定なんてわからない』という患者さんもいらっしゃいます。しかし、検診が終わった時点で次回の検診の予約を取ることでリコールハガキを書く時間の節約にもなり、予約があることでリコール率の向上にも繋がります。



④遅刻してきた患者さん
 
医院がいくら対策をしてもなくせないのが患者さんの遅刻です。

もしも患者さんが遅刻してきたときは、あらかじめ時間内での対応しかできない事をお伝えしましょう。時間が少なくなった状況で通常の処置を行ってしまうと時間が押してしまいます。P検とスケーリングの予定だったら今日はP検のみなど出来る範囲での処置にとどめましょう。



いかがでしたでしょうか。
受付業務はイレギュラーな対応も多く、スケジュール管理が大変なため苦手な方も多いのではないでしょうか?

人間相手の仕事なので時間配分をしていても、患者さんの遅刻やお話し好きの患者さん、電話が鳴り止まなかったり、先生の治療が長引いたりと色々なことが起きます。

いざという時に慌ててしまうのではなく、受付業務の流れを事前に把握しておくことで負担を減らすことができます。また、本来の衛生士業務ではないにしろ受付は医院の顔です。対応一つで医院の印象を左右するものなので、気持ちよく患者さんを迎え入れて気持ちよく送り出しましょう。
 
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