補綴物の合着、裏層、フィッシャーシーラント、充填修復などに用いられます。
グラスアイオノマーセメントの特徴
・歯髄に対する刺激が少ない
・歯質や金属に接着性がある
・フッ素徐放性のため裂溝部や隣接面の齲蝕処置にも使用
・知覚過敏に治療効果
・硬化時に感水すると性質が劣化する
・キレ-ト反応により歯質に対しても接着性を有する
・生体親和性が高い
~利点~
・歯質接着性がある
・象牙質と同程度の圧縮強さがある
・重合収縮応力が発生しない
・フッ素徐放性がある
・歯髄刺激性が少ない(ただし、直接覆髄では激痛!使用不可)
~成分~
(粉)フルオロアルミノシリケートガラスの粉砕微粒子
(液)アクリル酸とイタコン酸あるいはアクリル酸
~その他~
・プラスチックスパチュラと紙練板を使用する。
グラスアイオノマーには光硬化型と化学硬化型があり光硬化型にはレジンが含有されているので化学硬化型に比べて接着性が落ちる。
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