転職サイトなんてどこを利用しても同じ...と思っていませんか?
歯科医師が転職を考えたとき、なんとなく目についた転職サイトを使ってしまうケースは多いです。
あまり意識されていませんが、
求人を探すときは「どの転職サイトを利用するか」...は重要です。
なぜなら、利用する転職サイトそれぞれに特徴があるからです。
つまり、
自分に合った転職サイトを使うことが、良質な歯科医院へ就職するための近道です。
私は歯科医師として4回の転職経験があり、いまは落ち着いた職場で仕事することができています。
それまでの間は、「最初に聞いていた話とちがう」...という職場で働いたこともあり、転職サイトの重要性を痛感しました。
そこでこの記事では、
転職経験4回の歯科医師ライター、私「しろたぬ」が失敗しない歯科医師転職サイトやエージェントの選び方を紹介します。
現役歯科医師ライター「しろたぬ」
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転職、就職を考えている先生
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いまの職場に不満がある
という歯科医師の先生はぜひご覧ください。
転職経験4回の歯科医師が語る 失敗しない歯科医師転職サイトの選び方
①:求人数
まず、
求人数は重要です。
シンプルに、一定数の求人情報がサイトに掲載されていないと(もしくはエージェント側が保有していないと)選ぶ選択肢がありません。
個人的な感覚としては、質の高い求人情報を選ぶために全体で常時3,000件以上の求人数はほしいところです。
もちろん、「求人数が多い」=「良質な転職サイト」...とは言い切れません。 質の低い求人が混ざっている可能性もあります。
とはいえ、少ない求人数よりも、ある程度の求人数がある転職サイトを利用する方が選択の幅は広がります。
②:検索条件の充実さ
求人を絞り込むためには「検索条件」が充実していると、とても便利です。
といった労働条件
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専門分野を学べる
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開業サポートが受けられる
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セミナー受講に補助金が出る
のような歯科医師としてのステップアップを望める項目までさまざまです。
中には
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専門医が在籍
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年収1,000万円以上
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内部の人間関係を事前リサーチ
…などのように具体的に検索できる転職サイトもあります。
そのため、自分の中の物差しをもっておくとスムーズに検索できます。
③:情報の細かさ
クリニックの情報が細かく掲載されていると、安心感があります。
例えば、
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診療科目
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スタッフの人数
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患者さんの年齢層
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クリニックの理念
といった「事前に確認できたら嬉しい情報」がわかりやすく記載されていると、どんなクリニックなのか想像しやすいです。
内部や外観の写真の豊富さ...も大事ですね。
求人によっては実態と違う内容が記載されている可能性もあります。
ですが、その場合は実際に見学や就職したときの比較材料にすることができますし、クリニックの質を知ることができます。
そのため、細かい情報がしっかり掲載されているサイトはそれだけで選ぶ価値があります。
④:操作性
転職サイトの操作性も大事です。スマホやパソコンでの操作性が悪いと、ストレスが溜まります。
スマホでもパソコンでもサクサク求人情報を確認したいですよね。
・ページが開くまで5秒以上かかる ・どこをクリックしたら良いか、直感的にわからない このように感じる転職サイトはあまりおすすめできません。
わかりにくい以上に、操作のしにくさはそれだけで転職の足を引っ張ります。
⑤:周りの評価
周りの歯科医師が「どの転職サイトを利用して転職したか」...という情報は重要です。
転職経験者のナマの声は参考になります。
知り合いの歯科医師に聞いてみると、新しい発見があったりします。
ここでの注意点は、信頼できる歯科医師に聞くこと…です。 信頼構築されていない歯科医師に聞いても、適当な答えが返ってくる可能性があります。
信頼できる人からのナマの情報...ほど信憑性のあるものはありませんよ!
⑥:エージェント(職場紹介サービス)の有無
転職サイトのサービスに「エージェントを利用できる」があります。
経験上、エージェントを利用して転職した方がスムーズにいくことが多いです。
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自力で探すのが面倒臭い
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プロからのアドバイスが欲しい
このような先生はエージェントに代行してもらった方が転職活動のストレスを減らすことができます。
もちろん、相性はありますが、無料で使えるので、試す価値はあると思います。
「エージェントを利用できるか」が転職サイトのサービスに含まれているか...はわりと大切です。
エージェントの選び方
ここからはエージェントの選び方を紹介します。
レスポンスが早い
レスポンスの早さはエージェントを利用するときの重要事項です。 求人情報は水物なので、良質な求人はすぐに埋まってしまいます。
そのため、レスポンスの早いエージェントを利用するようにしましょう。
また、求職者側のレスポンスが早い方が、エージェント側もやる気になります。
やりとりの感触
誰にでも「合う・合わない」はありますので、エージェントとのやりとりの感触は大切です。
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しつこい
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口調が苦手
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連絡の欲しい時間帯を守らない
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メールでのやりとりを希望しても電話がくる
のように、違和感を感じるようなエージェントは選ばないようにしましょう。
こういったエージェントは求職者のためというよりも、とにかく自分の営業成績のためにしつこく自分本位に連絡してくる傾向があるため、転職を成功させるためのパートナーとしては少々信頼感が不足していると言わざるを得ません。
紹介される求人の質
また、「紹介される求人の質」の高いエージェントを利用しましょう。
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希望条件に合うか
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違う場合は根拠のある提案をしてくるか
は、見極めるポイントとして重要です。
アフターサポート
転職の瞬間だけでなく、転職後もアフターサポートしてくれるエージェントは信頼できるでしょう。
なぜなら、結局は転職後に現場で働いてみないとわからないことが多いからです。
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転職後に条件が違った時の交渉
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すぐに辞めた場合の再就職さきの紹介
をサポートしてくれると転職の不安が軽減します。
まずは試しにエージェントに相談をしてみる
繰り返しになりますが大前提として、エージェントとは合う合わないがあります。
また、実際にエージェントのサービスを受けてみて、やり取りをしてみないと分からない事が多いでしょう。
それでも、
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条件の交渉が苦手
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自力で探すのが面倒くさい
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多忙で転職活動に時間が取れない
このような先生はプロ(転職エージェント)に依頼する価値はあります。
エージェントの担当者との馬が合わない場合は、大体の会社では担当者を変えることができますから、遠慮なく言うことも大切です。
まとめ
自分にマッチする職場ではたらくためには、マッチする求人を探すことが大切です。
そのため、転職サイト選びを間違えないことはとても重要です
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転職、就職に不安を感じる
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いまの職場に不満を持っている
…そんな歯科医師の先生が、ステキな職場でお仕事できますように。