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歯科衛生士が実践したい仕事の生産性UP術。時間の有効活用例を紹介

歯科衛生士が実践したい仕事の生産性UP術。時間の有効活用例を紹介
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作成日:2023/02/27

「メインテナンス時間が30分で時間が足りない」

「業務に追われて休み時間がほとんど取れない」

このように感じていらっしゃる歯科衛生士さんはいらっしゃいませんか。

 

本当はしっかり患者さんと向き合いたいのに、それができる環境ではないと悩むこともありますよね。

また、毎日のように診療が押して、お昼休みが10分程度しか取れず、パンを頬張るだけの毎日…なんて医院も。

お給料に反映してくれていればまだ目をつぶれますが、サービス残業のことも多いです。

仕事とプライベートのオンオフ切り替えをきちんとして、休むときは休む、仕事するときは仕事をすると分けたいものです。

 

年収500万円以上稼ぐ歯科衛生士の9つの習慣』の記事でも紹介していますが、デキる歯科衛生士さんは仕事の生産性に気を配っているもの。

 

そこで今回は「歯科衛生士が実践したい仕事の生産性UP術」という内容でお話ししていきます。

時間の有効活用例などもご紹介しますので、是非最後まで読んでみてくださいね。

歯科衛生士の仕事の生産性UP術

 

まずは「自分のメインテナンスや処置時間が足りない!」という方にオススメなのが下記の方法です。

技術力を身につける

ベテランさんより新人さんのが時間がかかってしまうのは、慣れのほかに技術力が足りてないことが考えられます。

たとえば口腔内写真でも、技術力がないと全体を撮るのに10分や20分ぐらいかかりますが、慣れてくると3分や5分程度で14枚法を撮ることができます。

カメラを構える時間が少なくなるので、術者の腰や手の負担が少なくなり、患者さんも辛さを感じる前に終えられます。

>> 現場で働く歯科衛生士が技術向上のために実践したい10つのこと

手を動かしているときに口も動かす

ほかには「しゃべる」「施術する」を別に行っている方もいますが、保険診療の短い時間ですべてを入れようとするのは難しいです。

すると時間がなくなり、患者さんにお伝えすることや雑な処置になってしまいます。

手を動かしているとき、口は空いているはず。同時に行ってみてください。

ユニットを倒しながら話をする

患者さんの負担が少ないようにユニットを倒すスピードはゆっくりですが、その時間も有効活用します。

たった数秒ですが、一言二言はお伝えできます。

忙しなくなってしまいますが、患者さんへの問診なども倒しているときにパッと終わらせましょう。

うがいの回数はできるだけ少なくする

患者さんを起こしてうがいをしてもらうのは、数分が失われます。

人によっては何杯もおかわりをしてかなりの時間ロスに…。

もちろんムセてしまったときやうがいを希望する方には行ったほうがよいのですが、患者さんの準備、導入、ご挨拶、問診、口腔内状況確認、OHI、スケーリング、ポリッシング、お話、次回のアポ取り、片付け、サブカルテ記入、次の準備…などを30分でやらなければいけないときにうがいの時間はありませんよね。

事前に器具や材料を準備しておく

今日のアポイントを確認して、朝の時間、昼休みなどにまとめて事前に器具器材を準備しておくのもオススメです。

今日の流れがわかっていて、患者さんごとの片付けや準備がスムーズになります。

合間に補充や足りないものを取りに行っていると処置時間がどんどん削られていってしまいます。

朝のうちにカルテチェック

患者さん情報は事前に頭に入れてみてください。

一日すべてを暗記するのは難しいので、午前午後に分けておくのがよいと思います。

患者さんの人柄や現在の口腔内状況など把握してプランニングしておくと“今日優先してやるべきこと”が明確になります。

歯科助手さんや周りの方と協力する

時間がないなかでの処置は、やはり周りの方との連携プレーが必要不可欠。

たとえばプロービング6点法をひとりで行なっているなら、断然誰かに入力なり記入なりしてもらうほうがずっと早いです。

やってもらえることを考えて、伝えてみてください。

もちろんそれがこちらから一方的だと歯科助手さんの負担が増えてしまうだけなので、自分が空いているときや相手が困っているときは積極的に助けてあげてくださいね。

お互いにサポートし合える関係は、院内の雰囲気もより良くさせます。

気づいたときにちょこちょこ掃除

まとめて掃除しようとすると大変なので荷が重くなり、どんどんやらなくなっていってしまいます。

使ったらすぐに元に戻す、使用後に汚れたらその場で拭くなど常に清潔にしてみてください。

探す手間も省け、掃除の時間を別に作る必要も少なくなります。

無駄な作業工程がないか考え、取捨選択する

先ほど挙げた内容をすべて全力でやろうとすると限界があります。

時間は限られているので、的確な取捨選択が必要です。

処置内容はもちろん、普段の過ごし方も有意義な時間が増えると人生が豊かになります。

便利な道具や方法が見つかることもあるので、今の自分に必要なことを見つめ直してみてはいかがでしょうか。

わからないときにすぐ調べる

わからないことをわからないままにしているといつまでも成長しません。

また、オリジナルのやり方を行なっていて効率が悪くなっていることも…。

わからないことはすぐに調べてその場で解決するようにしてみてください。

そういった積み重ねによって将来的にラクになれます。

昼休みや通勤時間も利用する

練習や勉強、調べものなどはお昼休みや通勤時間を利用してみてください。

1時間半や2時間ほど休憩時間を設けられている医院では、ただ携帯を見てぼーっとするだけ、昼寝するだけなどもったいない時間の使い方をしていることも多いのではないでしょうか。

その時間もできることを見つけて、有限な時間を活用していきます。

歯科衛生士が実践したい仕事の生産性UP術その他

 

仕事の生産性を上げる方法として、上記のように自分自身でできること以外に、医院の環境から変えていく方法があります。

 

自分でできることはお手軽な反面、限界が出てくることも。医院を改善させるのは走り出すまでしんどいですが、うまく軌道に乗りはじめると後々ラクになります。

 

医院でできることは下記の通りです。

・整理整頓する、いらないものは処分する

・どこに何があるかラベルを貼る、治療ごとにまとめておく

・導線を意識してものの配置を変える

・電子化させる

・繰り返されるミスの原因解明する…など

 

医院ごと改善できると、物がなくなることが減る、新人が入ってきたときに役に立つなどメリットはたくさんあります。

 

やるのは面倒でも、みんなどこかしらで不満に思っていることがあるので、そこから口説いていくのも手です。

 

どちらもチャレンジしてみるのも、まずは自分でできることから始めるのもよいと思います。医院を改善するには周りの協力や同意も必要になってくるので、院長やチーフ、他のスタッフがどう考えているか確認してみてくださいね。

 

歯科医院で歯科衛生士をしながら、歯科メディアにてライター・動画編集者としても発信活動中。

現場で働くからこそわかる、リアルな声をお届けします。

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