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働き方と環境

歯科衛生士の勤続年数はどのくらい?長期勤続のメリットや転職にベストなタイミングとは?

歯科衛生士の勤続年数はどのくらい?長期勤続のメリットや転職にベストなタイミングとは?
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作成日:2022/07/14
 
「なかなか職場になれない..」
「人間関係がひどくて早く辞めたい..」
「歯科衛生士に向いていないのかも..」


このように感じることも多いのではないでしょうか。
 
特に働き始めは歯科衛生士としての知識やスキルもまだまだな上に、職場独自のやり方も覚えていかなければなりません。
 
職場の雰囲気になれること、仕事内容を知ること、先生が求めるアシスタントの仕事を知ること、器具機材の置き場所を知ること、医院独自のやり方を覚えること、患者さん対応に慣れること、歯科衛生士業務を卒なくこなすこと、

などなど…やることが多すぎて追い詰められ、投げ出したくなることもありますよね。
 
ただ、短い期間で退職するのは今後に不利になりそうで悩むのではないでしょうか。もしかしたらここは踏ん張りどころで今のまま継続していれば将来安泰の可能性もあります。
 
そこで今回は歯科衛生士の平均的な勤続年数や、長期勤続のメリット、転職にベストなタイミングについてお話していきます。

勤続年数の平均


歯科衛生士の金属年数の平均年数はおよそ6年


歯科衛生士の勤続年数の平均はおよそ6年と言われております。
現役で歯科衛生士になったとしたら21歳。6年経過して27歳、まさに結婚適齢期です。
 
子育てが始まる方もいるでしょうし、30歳という区切りの前に今後の人生を見つめ直して転職や新たな挑戦をする人もいるでしょう。

このような転機が訪れ、6年で転職をする人が多いようです。
 
しかし、一度辞めてしまうと育児休暇などの福利厚生が受けられない他、お給料は一からのスタートとなることが多く、有給や賞与も半年以上勤務しなければ付与されず、初年度の相対的にランクダウンしてしまう事が多いです。

長期勤続のメリット


長期勤続のメリット

 

①患者さん、スタッフ、先生たちに信頼される

まず第一に長く勤めるほど「信頼関係が構築されやすい」ということです。
 
関係の築けている患者さんが増えただけアドバイスに耳を傾けてもらえるため、やりがいはもちろん、職場での心理的安全性は確保しやすいですよね。
 
日頃、献身的に働かれている方であれば、きっと急なお休みも嫌な顔をせず対応してもらえるのではないでしょうか。

 

②昇給・有給が増える

少しずつでも昇給していけば5−6年目にはある程度の収入になっているケースも多いです。
 
また、有給休暇は長く勤めるほど多くなります。
働きはじめてから半年で付与され、初年度は10日、翌年は11日、その次は12日、14、16、18、20日とどんどん増えていきます。

例えば日給が1万円だとしたら、20日付与される方は有給休暇がない人に比べて20万円分の差が出るということです。
 
 

③仕事に慣れているのでスムーズに進められる

仕事に慣れている分、仕事がスムーズに進み、早く終わらせて帰宅することもできます。新しく覚えないといけないこともぐっと減るので負担は少なくなります。

その分、臨床の勉強をしたり、他のことができたりなど時間と心にゆとりを持てそうです。

 

④ひとりの患者さんを長く診ていくことができる

初診のカウンセリングから始まり、自らが関わったことによって、患者さんの口腔内が改善したり、健康への意識をそのものを変える良い影響を与えることができたりしたら歯科衛生士としては感無量ではないでしょうか。

同じ職場でずっと働き続けていたらそういった仕事のやりがいも感じることができます。自分が対応したことで、自分の担当する患者さんがご家族を連れてきてくださり、どんどん輪が広がっていったら嬉しいですよね。
 
歯科は唯一、健康な人も通える医療機関です。

転職にベストなタイミング


転職にベストなタイミング

転職にベストなタイミングがあるとしたら、それは新卒が就職活動を活発に行っていない時期になります。 転職者は新卒と異なり、転職時期を選ぶ事ができるので、競合者がいない時期を狙って就活をするのが良いかも知れません。

 
ただし、新卒で入社後すぐや転職後すぐに職場探しをする際は気をつけるべき点がいくつかあります。

入社してから1~3ヶ月程度で転職活動をするとあまり良いイメージを持ってもらえないないことは誰でも分かるととお思いますが、 そうは言ってもメンタルがやられてしまっては仕事が続けられないのは元も子もありません。

>> 短期で転職を悩んでいる方はこちらをご参考ください




 
求人のなかには「3年以上の経験あり」と条件を設定している歯科医院もあります。ある程度スキルを積んだ歯科衛生士はニーズが高い傾向にあります。

具体的にどういった処置を行ってきたのか、その上で次の職場でどう経験をいかしていけるのかなど事前にきちんと考えてみてください。
 
一般社会でも20代の人は未経験でも採用されやすく、30代後半や40代の人にはキャリアが求められる傾向にあります。

社会経験を経て、夜間部に通いながら歯科衛生士になった方は、人生経験が豊富さに期待して採用するクリニックもありますが、一般社会でも短期間で仕事を辞めていた方は、歯科衛生士になった後も、本当に良いクリニックからはなかなか内定がもらえませんので、衛生士としての勤続年数をしっかりと作る事が重要です。

 

歯科医院で歯科衛生士をしながら、歯科メディアにてライター・動画編集者としても発信活動中。

現場で働くからこそわかる、リアルな声をお届けします。

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