歯科衛生士として働く中で出来る事ならば、なんとか辞めないで続けた方がいい。けどどうしても耐え切れなくなり辞めようと決意した時。
円滑に退職まで働くためには退職の意向を伝えるタイミングが重要になってきます。
【伝えるのに適したタイミング】
『退職したいという気持ち』を院長に伝える時期は、代わりの歯科衛生士を採用しやすい時期の少し前が一番良いと言えるでしょう。
6月・12月のボーナス後や1~3月は就活をする歯科衛生士も多いため、その少し前から伝えておけば、歯科医院側も代わりの歯科衛生士を探すことがしやすく、スムーズに退職の話が進むケースが多いです。
【伝えるのに適していないタイミング】
逆に募集を出しても応募者が来ない時期は、適していないでしょう。
年度始まりの4月~6月あたりは既に就活を終えた人が多く、動きがあまりないため応募者も少ない時期と言えます。
この時期に切り出すことは悪いわけではないのですが『 新しい人が来るまでダメ! 』と言われ、なかなか辞めさせてもらえない可能性があります。
さらにこうなってしまうと退職の意向を伝えてうえで働かなくてはいけないため、居心地が悪い状態になってしまうでしょう。
【伝えるのにベストな時間帯】
・診療後の時間
・休診日の前日
この二点は鉄則です。
なぜなら院長もあなたの退職に関して冷静になる時間が必要です。
退社の意を朝一に伝えられると、一日中院長の気持は治りません・・・
休診日前日の診療終わりの時間に「話がある」と切り出した場合、
退職の意向を察してくれる先生も多いでしょう。
【就業規則を確認しましょう】
一般的に退職の意向を告げてから有給消化を含め約1か月程度で退職日を迎えることが多いのですが、実はクリニックの就業規則に「退職の〇か月前に申し出ること」というように明記されています。
退職の意向を伝える前にまずはこの就業規則を確認しておきましょう。
退職をするにあたり必要な引継ぎは最後まで責任を持って行い、
院長やスタッフに感謝の気持ちを示すことが円満に退職するコツでもあります。
退職の意向を伝える前にまずはこの就業規則を確認しておきましょう。
退職をするにあたり必要な引継ぎは最後まで責任を持って行い、
院長やスタッフに感謝の気持ちを示すことが円満に退職するコツでもあります。
※ 余談ですが退職理由として、引っ越し予定もないに安易に「引っ越するため...」なんてウソをつくのはやめましょう。
>>嘘のないスムーズな退職理由の伝え方
【次の職場を探すときのポイント】
できるだけ空白期間がないように次の職場を探したいものですが、
「早く決めないと!」と焦り、条件面だけ見て決めてしまうと、思っていたのと違った…と勤務することが辛くなってしまうことになります。
もちろん