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悩みを抱えた歯科衛生士が相談すべき5つの相手とは?

悩みを抱えた歯科衛生士が相談すべき5つの相手とは?
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作成日:2021/06/03
「職場の人間関係がうまくいっていない」
「患者さんについてどう対応すればいいかわからない」
悩みを抱えた場合、あなたは誰にどんなふうに相談しますか?

闇雲にだれかれかまわず相談していても一向に解消しないことがあります。悩みを解決していくには相談相手を見極めることが大切なのです。
 
そこで今回は「歯科衛生士が悩みを抱えたときに相談すべき5つの相手」をご紹介します。

この記事を書いた人:現役歯科衛生士ライター
本吉ひとみ
 

相談相手を選ぶ上で大切なポイント




まずは相談相手を選ぶ上で大切なポイントをお話していきます。
 

①自分と直接的な利害関係がない人

利害が絡むと素直に話せないことがあります。
利害が互いに影響してしまうと偏った意見になってしまうこともあるので、仕事等の利害関係が全くない人に相談するほうが良いです!
 

②客観的に見ることができる人で適度に距離が取れる人

身内は心強い味方である反面、感情に左右されて冷静な判断ができず、的確なアドバイスをもらえないことがあります。

逆に知らない人すぎると相手を知らないがゆえに無責任になることもあるので、できればリアルな人間関係の中から選ぶことをおすすめします。

③適切な助言がほしいときは専門家に

どうしても解決するのが難しい場合は、思い切って専門家に相談してしまうのもひとつです。
専門家は知識が豊富なので様々な可能性を考慮した上で助言してくれるでしょう。本当に困ったときは専門家に相談するのが一番です。
 

【POINT】自分が何を求めているか考えてみる




自分が悩んでいるポイントは何か、どんなアドバイスを求めているのか分析していくことも必要です。

「ただ共感して愚痴を聞いてもらいたいとき」
「しっかりとしたアドバイスが欲しいとき」
「背中を押してほしいとき」など求めていることが違いますよね。
 
ただ「うんうん」と聞いてもらうだけでスッキリしてまた前を向けるというときに、あーだこーだとアドバイスを言われても「そんなことはわかっているよ!」という気持ちになってしまうこともあります。

ですから、まずは相談する前に自分が求めていることは何なのか探してみるのもひとつかもしれません。
 

実際に相談すべき5つの相手


出典:厚生労働省 「労働者調査 」 平成30年調べ

上記のことを踏まえた上で、具体的にどんな人に相談したほうがいいのか考えていきましょう。自分の状況に応じて相手を選んでみてください。
 

理解度の高い身近な職場の人

同期や先輩など、一番自分の状況を理解してくれる人たちです。信頼できる人がいるのであれば打ち明けてみてください。
共有できる情報が多く理解度が高いため、応援してくれて次のステップに進みたいときに背中を押してくれることもあるでしょう。
 
近い人なだけに、情報がもれてしまったり、利害が絡んでしまう関係でもあります。

特に、少人数の歯科医院は要注意。
話してから後悔する前に、その人が本当に口がかたく、信頼できる人なのか見極めてから相談しましょう。
 

違う立場で聞いてくれる人

院長先生や勤務医の先生など、自分とは違った視点での話を聞けるかもしれません。

経験を多く積んでいる先生であれば自分では気がつけなかったことを教えてくれる可能性が高いです。いろいろな視点で物事を見ることができると何をすればいいのか見えてくることもあるでしょう。
 

自分の味方でいてくれる人

家族や歯科業界でない友達は、状況を理解してくれないこともありますが、その分自分のことばに耳を傾け、絶対的な味方でいてくれる存在です。

弱っているときや愚痴をただ聞いてもらいたいときにはおすすめです。
 
ただ、背中を押してもらいたいときには、別の人のがよいかもしれません。応援よりもあなたと思って心配が勝って擁護することしか言われないことも。

似た環境の第三者

 
第三者やSNSの相手など、悩んでいる内容にまったく絡みのない人に相談するのも無難です。第三者からの冷静な意見をもらえるのではないでしょうか。

最近ではSNSで同職種で別の職場の人も見つけやすいため、気持ちを理解してくれつつ、客観的なアドバイスをもらえるかもしれません。
 
見ず知らずの人だとどこまで信頼して良いのかわからないことは難点ですが、まったく知らないからこそ、相談しても変な影響もでないこともあります。
 

専門家

臨床心理士や転職エージェントなどの専門家に相談するのも一手です。
精神的に参っているときには病院、就職活動に悩んでいるならエージェントに相談するなど、迷ったらプロに相談することで新しい気付き・改善点がみつけられるかもしれません。

勇気のいることかもしれませんが、その分野に特化した専門家なので適切な答えに導いてくれます。お金はかかるかもしれませんが、一番の近道になるでしょう。



宜しければデンタルハッピーへもお気軽にご相談ください。私達が責任を持ってご対応致します。

さいごに

一見、悩みを解決してくれそうな人に見えても、
”自分にとって”良い相談相手とは限りません。勇気を出して相談したのに逆に心が傷つけられてしまって、余計に辛くなってしまうこともあるかもしれません。

「もう誰にも相談したくない」と心を閉ざす前に、ちゃんとした人選びが大切です。特に「自分のことを否定しない」「結論を押し付けない」「嘘を言わない」人であることは重要視してください!
 
誰に何を言われたしても、最終的に決めるのは自分自身。

今の自分も自分が選んだ道なのです。もし間違った道を進んでいたとしても軌道修正してくれるようなアドバイスが言える相談者を見つけてみてくださいね。
 

歯科医院で歯科衛生士をしながら、歯科メディアにてライター・動画編集者としても発信活動中。

現場で働くからこそわかる、リアルな声をお届けします。

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