「歯医者は稼げない」「ワーキングプアだ」という声をきくと、歯科医師としては不安になりますよね。
実際に、いまの所得が低いのだけど...と悩むケースは非常に多いです。
この記事では、
年収1,000万以上を稼ぐ歯科医師になる方法 …を紹介します。
この記事を読むと、「1,000万以上を稼ぐ」ためのきっかけがきっとお分かり頂けると思います!
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今あまり年収を稼げていない
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まずは1,000万円プレーヤーを目指したい
…という歯科医師の先生はぜひご覧ください。
現役歯科医師ライター しろたぬ
年収1,000万以上を稼ぐ歯科医師になるにはどうすれば良いのか
早速ですが、年収1,000万円稼ぐために必要となる具体的なアクションは以下のとおりです。
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・開業する
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・スキルアップする
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・転職する
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・特殊技能の習得する
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・教授を目指す
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・歯医者以外の収入源をみつける
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それでは、1つづつ詳しく解説していきます。
開業する
1,000万以上を稼ぐ方法のひとつは、
開業する...です。
第22回医療経済実態調査 (医療機関等調査)によると、
医療法人の院長の年収は約1,400万円となっています。
(参照元:
第22回医療経済実態調査 (医療機関等調査) 報告)
個人開業の院長の蘭は空白でしたが、収支の差額を考えると約1,100万円ほどと予測されます。
つまり、開業すると平均で1,000万円を越えてくるということですね。
とはいえ、
開業にかかる費用は5,000万円...と言われることもあるように、借金返済のリスクも抱えることも多いです。
さらに、患者さんの来院数や評判がもろに経営を直撃する...という側面もあります。
そのため、歯科医師の6割近くが開業していますが、確実に1,000万円を越えるとは言い切れません。
ですが、開業はデータが示すように1,000万円以上を稼ぐための有力な方法であることは間違いありません。
スキルアップする
スキルアップする...も歯科医師として1,000万円以上を稼ぐための要素です。
スキルアップの方向性は大きく
①新しい技術を身につける
②既存の技術を磨く
の2つに分けられます。
どちらにしても、治療の幅が広がりますから、積極的にチャレンジすべきでしょう。
治療の幅が広がると治療の良好な予後だけでなく、患者さんからの評価につながります。
また、技術を向上させることで診療のスピードもアップし、対応できる患者数も増えます。
ですが、スキルアップがすぐに年収アップに結びつかないこともあります。
なぜなら、すぐに治療結果があらわれるとは限らないからです。
とはいえ、スキルアップは治療の結果として必ず後から効いてきます。
セミナーや学会などで自己研鑽を積むことは大切ですよ!
転職する
勤務の先生の場合、転職は有効な選択肢になります。
実際には、職場をかえるだけで年収がアップすることも多々あるからです。
インターネットなどで求人情報を見てみるとわかりますが、年収1,000万円以上の求人は普通にあります。
1,000万円以上稼ぐためには、1ヶ月で80万円。
22日間仕事するとして、1日で約3万7000円を稼ぐと1,000万円に到達する計算です。
1,000万円以上の求人には
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歩合での想定年収
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特殊技能を求めている
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分院長(管理者)の求人
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長時間労働のクリニック
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自費にノルマがある歯科医院
など、特徴があったりするので、しっかり見極めることも大切です。
第22回医療経済実態調査 (医療機関等調査)によると、歯科医師の勤務医は年収約600万円です。
よい求人ほどすぐ募集終了になってしまうので、求人サイトをチェックしておくのは良い職場に出会うために有効な方法です。
特殊技能の習得する
特殊技能の習得は1,000万円プレーヤーへの近道です。
他の人が持っていないスキルは、どの業界でも重宝されるでしょう。
たとえば、
などがあげられます。
このような特殊スキルをもつ先生は開業していてもウリになりますし、勤務としても年収につながります。
専門医として複数の歯科医院を掛け持ちで仕事している先生もいます。
自費で根管治療ができるほど技術があったり、嚥下機能検査を実施できたりするも特殊スキルです。
もちろんレア人材になるためにはかなりの研鑽が必要で、専門医でも更新性の場合が多くありますが、その分1,000万円以上を稼ぐための決定打になりやすいです。
教授を目指す
教授を目指す...というのも歯科医師とて1,000万円以上を稼ぐためのルートのひとつです。
たとえば、国立大学である東京医科歯科大の教授の年収は平均で1,160万円(※)とされています。
(※参照元:
国立大学法人東京医科歯科大学の役職員の報酬・給与等について-文部科学省)
私立大学の場合はそれぞれの大学の定める給与規程によりますが、
などを考えると、1,000万円は越えてくると予想できます。
卒業してずっと大学に残っている先生もいれば、一度は外に出たけれど大学に出戻る先生もいます。
とはいえ 基本的に博士号が必要なこと、年月がかかること、院内政治に強い必要があること...を考えると、教授になれるのはひと握りの歯科医師に限られます。
教授になると、お金だけでなく名誉もついてきますよ。
歯医者以外の収入源を見つける
まれですが、歯医者以外で1,000万以上を稼いでいる例もあります。
具体的には、
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株式投資で成功した
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マンションを相続した
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実家の家業を継いでいる
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結婚したパートナーがお金持ち
といったようなパターンがあります。
これらはすべて実際にある例ですが、歯科医師として1,000万円稼ぐのではなく、「1,000万円以上稼いでいる歯科医師」という位置付けです。
歯医者以外の収入源をみつける...というのも、可能性は低いですが1,000万円以上を稼ぐ可能性があります。
まとめ:年収1,000万円以上歯科医師になるのは簡単ではないが、不可能ではない
今回の記事をまとめます。
年収1,000万以上を稼ぐ歯科医師になるための方法として、
・開業する
・スキルアップする
・転職する
・特殊技能の習得する
・教授を目指す
・歯医者以外の収入源を見つける
という方法紹介しました。
正直、歯科医師として年収1,000万以上を稼ぐことは簡単ではありません。
スキルの他に、人間関係や運もあるからです。
ですが、決して不可能ではありません。
一つの方法にこだわらず、
①開業して、特殊技能をいかす
②スキルアップできる転職の先をさがす
といった合わせ技も有効です。
1,000万円以上稼ぐと経済的だけでなく、精神的な自信をもつことができます。
誰しも、今が人生で一番若く、体力も気力もある瞬間です。
今の年収が低い... まずは1,000万円プレーヤーを目指したい という先生は、自分ができそうなことを今すぐトライしてみてください。