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資格・スキルアップ

歯科衛生士が英語を出来ると役立つこと 英語力を活かして活躍できる職場はある?

歯科衛生士が英語を出来ると役立つこと 英語力を活かして活躍できる職場はある?
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作成日:2022/03/11
 
歯科衛生士の仕事をしていると、英語を使う機会はあまりないかもしれません。

現代は小学生の授業でも習うぐらい英語の必要性は高まっていますが、歯科衛生士が英語力を身に付けて活躍できる場所はあるのでしょうか。
 
そこで今回は、歯科衛生士が英語が出来ると役立つことや英語力を活かせる職場などについてお話ししていきます!

歯科衛生士が英語を身につけると役立つケース

 
歯科衛生士としてのキャリアアップに英語は絶対に必要というわけではありません。

なくても大して困ることはないでしょう。

ただ持っておくと役に立つ場面は数多く存在しますし、英語を身につけておくと海外に行くのも苦じゃなくなりますよね。
他の文化を知って知見を広げるという意味でも英語を身につけておくと人生がより豊かになるかもしれません。
 
英語力に関しては、英検やTOEICがどれぐらいあればいいかという基準はありません。

歯科医院によっても求める水準は異なるでしょう。
日常会話ができればいいと思っている医院もあれば、患者さんに失礼のないような言い回しができるレベルで求められることもありますし、歯科衛生士としての深い知識をいかして専門用語も使いこなさなけれないけないこともあります。

ただ少なくとも、歯科衛生士としての業務を行うにあたって患者さんやスタッフと意思疎通ができる程度は必要だと思います。
 

①どの国の患者さんともコミュニケーションがとれる


どんな国の患者さんともコミュニケーションが取れる

最近では一般の歯科医院でもご様々な国の方がいらっしゃることがあります。

日本語は話せないけれども英語ならできるという人がほとんどなので、英語がある程度できると患者さんとどの患者さんとのコミュニケーションを取ることができます。

現在日本にいる外国人の割合はこのようになっています。
 
令和2年6月末現在における在留外国人数について
1位 中国 786,830人
2位 韓国 435,459人
3位 ベトナム 420,415人
4位 フィリピン 282,023人
5位 ブラジル 211,178人
 
「国籍・地域別」法務省ホームページより引用
https://www.moj.go.jp/isa/index.html
 
実際、英語圏からきている外国人はほとんどいないことがわかります。
このデータだけを見ると中国語や韓国語を勉強したほうがいいようにも思いますが、日本人と違って母国語以外に英語も話せる人がほとんどです。

英語がネイティブではないとしても他の限られたコミュニケーションを選ぶよりは英語を学んでおけば間違いないでしょう。
 

②英語の文献を読んで最新知識を得ることができる


英語の文献を読んで最新知識を得ることができる

英語を身につけておくと英語の文献をスムーズに読むことができます。まだ日本語に翻訳されてない最新の文献などの情報をいち早くキャッチできます。

最近では翻訳機能も精度が上がっているので英語ができなくても読めますが、英語を英語のまま理解できる人のほうが微妙なニュアンスの違いまでわかるようになります。
 
他にもドクター向けの勉強会は英語を使ったプレゼンも多く、外国の歯科衛生士との交流する機会だってあります。

チャンスはいくらでも転がっているので勉強しておいて損はないと思います。

歯科衛生士が英語力を活かして活躍できる職場はある?


歯科衛生士が英語力を活かして活躍できる場所はあるのか。
 
では、実際英語を得意とする歯科衛生士が、その英語力を活かして活躍できる職場はあるのでしょうか?

ここでは、英語力が活かせる職場のパターンを3つ紹介しておきます。

①日本駐在の外国患者さんをターゲットにした歯科医院

通常は英語を使う場面はほとんどないかもしれませんが、稀に外国人の患者さんを目当てにした歯科医院もあります。

都心部では外国人向けの歯科医院もいくつかあり、仕事で長期滞在している外国の患者さんをターゲットとしています。

様々な国の方に対応できるようにスタッフも多国籍で異文化交流ができることもあるでしょうから、そういったところでは英語が身に付いてると活躍できます。

なお、日本に駐在して働いている人は都心部中心にいることが多いです。
 
令和2年6月末現在における在留外国人数について
1位 東京都 568,665人
2位 愛知県 276,282人
3位 大阪府 253,303人
4位 神奈川県 235,369人
5位 埼玉県 196,537人
 
「都道府県別」法務省ホームページより引用
https://www.moj.go.jp/isa/index.html
 
英語を使って外国の方に接していきたいと考える人は都内部の歯科医院を選んでみてはいかがでしょうか。

②海外に滞在している日本人向けの海外の歯科医院

また、海外での法人向けの歯科医院もあります。

仕事で海外に滞在している日本人向けに、海外の歯科医院が日本の歯科衛生士を募集しているのです。

ただ、海外で働く場合は免許を取り直さないといけないなど国ごとに決まりがあります。

もしかしたら歯科助手としての勤務になるかもしれません。
どのような仕事をするのか、資格はどうなるのかなどはきちんと国ごとで調べていく必要があるでしょう。
 

③外資系の歯科企業への就職を考えている

外資系歯科企業ともなれば、英語力は必須でしょう。

資格支援制度などがあり、英語を勉強できる場が与えられています。社内ミーティングも英語で行われるので、英語力を活かした働き方ができます。
 
英語力を身につけていると昇給するかどうかは歯科医院によって様々。

英語力に応じて手当をつけてくれている医院もあれば、そうではない医院もあります。
 
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まとめ


このように、

歯科衛生士が英語を身につける=キャリアアップ

ということは必ずしも言えることではないですが、職場によってはキャリアアップになることもあるでしょう。


英語を身につけていることで選択肢が広がるので、興味があれば勉強してみるのもひとつではないでしょうか。

>>英語が話せる求人を探してた歯科衛生士が気づいた英会話よりも大切なこと
 
>>英語力を生かせる職場を探してみる
 

歯科医院で歯科衛生士をしながら、歯科メディアにてライター・動画編集者としても発信活動中。

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