実習や授業である程度の知識や技術は身に着けていても、いざ就職して実践するとなると不安を感じる人も多いはず…。
準備する道具や材料も沢山あるし、先生によって同じ治療でも準備するものが違ったり、とにかく覚えることが沢山!!
混乱する前に、3つのコツをお伝えします。
①メモ魔になる
とにかく先輩から聞いたことは何でもメモります。
この時点で丁寧に書こうとは思わずに、走り書きでいいのでメモります。
仕事が終わったら復習がてら、清書用のメモに書き換えることで記憶にも定着しやすくなり一石二鳥です。
準備するものに関しては術式ごと覚えてしまうとスムーズに覚えられます。
術式 必要な物
・麻酔→浸麻(表麻、オーラ注、注射筒)
・形成→タービン、バー
・印象→圧排糸、アルジネート、スパチュラ、ラバーボール、寒天、ワックス
・仮封→デュラシール、咬合紙
流れが分かれば必要なものも自然と出てくるので一緒に覚えるのがオススメです。
②隙あらば質問する
分からない事をそのままにしてしまうと、何が分からなかったのかを忘れてしまい、また同じミスをしてしまいがちです。。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
分からないことはそのままにせず、その日のうちに解決しましょう。
先生や先輩が忙しく、その場で聞けない時は質問をメモしておき、休み時間などにまとめて質問すると先輩も答えやすいかもしれませんね。
③少しでも手が空いたら暗記
キャンセルが出て手が空いた時はチャンスです。
キャビネットの中や、紫外灯の中に収納されているものを覚えましょう。
先生や先輩に『〇〇持ってきて!』と指示を受けた時に器具と名前が一致し、尚且つどこに収納してあるかを覚えていることは非常に大切です。
一刻を争いながらの施術もあるので、指示を受けたら直ぐに持っていけるように日頃から鍛えておきましょう。
キャビネットの中身もユニット毎で違う場合もあるので、どこに何があるのかもメモっておくと安心です。
SCやSRPなどの技術面は経験を積まなければ上達は難しいですが【覚える】ことはそう難しくありません。
3つのポイントをおさえて先生に「デキる…!」と思われる衛生士になりましょう!!