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業務のポイント集

知らないと恐い院内感染

知らないと恐い院内感染
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作成日:2018/02/22
医療従事者として働く歯科衛生士が気をつけなければならないことの一つが「感染」です。

 
歯科衛生士業務は感血処置も多く、常に感染症と隣り合わせの仕事です。
現在は臨床実習が始まる前にワクチンを接種する時代ですが、ワクチンの無い感染症も多く存在し、事前の感染予防ができないケースも多々あります。


患者さんのキャリアの有無は初診時の問診票にて確認しますが、長期で来院している間に発症するケースもあるので、検診時には口腔内についてだけでなく全身疾患についても変化がないか質問することオススメします。

 
また、患者さん自身がキャリアであることに気づいていない方や、あえて申し出ない患者さんもいるので、万が一に備え常に意識をして対応することが必要です。




感染症に対しての消毒や滅菌の仕方は、各クリニックの院長の指示のもと行われているかと思いますが、スタンダードプリコーションを意識して順守しましょう。
 
スタンダードプリコーション
 
① 血液や体液、粘膜に触れる場合は手袋を着用し、手袋を外した後も手指消毒を行う。

② 血液や体液が飛び散る恐れのある場合はマスク及びゴーグルなどの防護用具を使用する。

③ 血液や体液が床にこぼれた場合には手袋着用のもと、次亜塩素酸ナトリウムで拭掃する。

④ 感染性廃棄物を廃棄する場合には、バイオハザードマークを表示した容器を使用し分別を行う。

⑤ スピットンの周りやタービン&エンジン、スリーウェイシリンジなど唾液に触れた場所は拭掃を行い、血液が触れた機材の消毒、滅菌は念入りに行う。
 
 
出典: https://www.instagram.com/
歯科衛生士やアシスタントも感染しないよう予防することは大切です。

ワクチンの抗体を持っていたとしても消えることもあるので血液検査で年に一度は血液検査を行い、専門知識のない受付や歯科助手にも、知識のひとつとして正しいマスクのあて方、目の保護、手洗い等の知識を共有することが大切です。
歯科医院での感染リスクは高いと言われています。
 
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万が一、感染した場合、自己管理がされていたかが問われます。
自分の身は自分で守る意識を持ち気持ちよく働ける環境づくりをしましょう。
 
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