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コラム

歯科医院が閉院/倒産::スタッフ達のリアルな転職現場

歯科医院が閉院/倒産::スタッフ達のリアルな転職現場
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作成日:2017/11/17


勤めているクリニックで突然の退社を迫られることがあります。それが閉院と倒産。

新型コロナウイルスの影響で今後は一部の東京・大阪をはじめとした都市部の歯科医院でも止むをを得ず閉院する可能があります。

 

倒産や閉鎖などを理由として、止むを得ず退社となる際は、【クリニック都合】による退社が認められ、退社後すぐに失業手当の給付を受けられます。

 


歯科医院の閉院は、院長の病気や年齢になど何らかの問題により医院経営が難しくなり、勤めている歯科衛生士をはじめとしたスタッフも退社を余儀なくされますが、【居抜き】と言って他の歯科医師が中身をそのまま買取り経営権を買い取ることが多いです。その際は歯科衛生士をはじめとしたスタッフの雇用もそのまま維持されることが多いですが、大抵は条件面は大幅に変更となります。

 



【居抜きでのリスタート後】に条件面が良い方向に変わればいいですが、大概は悪い方向に変わることが多く、どちらにせよ辞めることになりがちです。


よくあるケースとしては、以前は社会保険に加入していたけれども、新しい院長は社会保険に加入してくれないなど。


この際に気をつけたいのは、新しい院長の就任後に退社するケースでは、多くの場合【自己都合退社】となるので、失業手当がすぐに出ることはありません。


上記の様なケースとは別に、近年見かけられるのが大型医療法人の倒産です。キャッシュに詰まっての倒産というよりは、保険医資格の剥奪や停止により、歯科医院経営が続けられなくなり、倒産せざるを得ないというケースです。


この様なケースでは、まさにタイタニックさながらの倒産劇となり、日に日に退職者が続出し、それも合間って急に終わりを迎えるのです。

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出典:https://www.instagram.com/

しかしながら、一つの時代が終わる際に逃げ出さず最後の後始末を一緒にしたメンバーとは間違いなく【戦友】として生涯に渡る関係性になることでしょう。その際は歯科医師も歯科衛生士も歯科助手も関係なく強い絆が生まれます。

 

 

 


また院長が高齢で閉院となる際は、ある程度の退職金が出ることが多いですが、高齢な院長先生の下で【ゆるい診療】に慣れきってしまった方の多くは、再就職時に必ずと言って良いほど苦しみます。 

常勤衛生士として以前と同じような条件を望むことは非常に難しく、色々と悩みを抱えた転職になることは間違いありません。

閉院に伴う転職先をお探しの方に対して、弊社のデンタルハッピーでは、これまでの雇用条件をなるべく維持できるようサポートしておりますので、こちらからお気軽にご相談ください。
 

 

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※株式会社R&Mリサーチ調べ 
調査概要:2022年 歯科求人サイト部門