ツイッターで人気の【歯科衛生士あるある】
にも取り上げられているように、
オープニングスタッフの総辞職
は本当によく起きることですね。
これは、ほぼ100%院長が理由で
辞めてしまう典型的なパターンです。
オープニング半年以内にスタッフが
一回転する(全員入れ替わる)と言うのは
新規開業クリニックでよく耳します。
どんなクリニックでスタッフ総辞職が起きやすいのか?
一つの傾向としては、長年大学病院で働いていた
Drが新規開業するクリニックです。
俺様院長の出現率が一番高いのがその理由と言えます。
縦社会の強い大学病院では年功序列色が
強いため、長年勤務しているDrはどうしても
偉くなってしまいがち(偉いと思ってしまう)です。
そんな俺様(王様)院長にあたってしまったオープニングスタッフは
入社数か月以内に他院への脱出を試みるのです。
病院時代に周りで働く後輩歯科医師や歯科衛生士も
嫌な先輩Drだとは感じていても、他にもスタッフが
たくさんいて逃げ場があるため、その病院を
辞めるという事まではしません。
そのため、自分の取っている態度が周りから
顰蹙(ひんしゅく)を買っているという事実に
気が付かずプライドだけが高くなってしまうのです。
一方、一般開業医で常勤として勤務していた
経験のあるDrは、院長の態度が悪いと
まず歯科衛生士が辞めてしまい、クリニック運営が
非常に難しくなる事を身をもって知っているのです。
診療中の院長を見る事ができない
オープニングクリニックだからこそ、
院長理由で辞める人が多いのです。