歯科衛生士が考える、理想の歯科衛生士像。
第1位は…
「長く活躍している歯科衛生士」
せっかく国家資格をとったのであれば、『結婚後も出産後も働きたい!』と思うのは当然の事です。
そもそも資格を取ったのも、【国家資格】という点で、一生モノだと思って2−3年の貴重な時間を使って勉強したはず。
それなのに、平均資格活用期間が10年未満の現状ってどうなんでしょう。
求人数はこれだけ多いけれど、自分にとって働きやすい環境って結局ほとんどなくて、別の業界に行ってしまったり、復職を悩んでしまう歯科衛生士の多いこと。
物凄くできるという事でなくてもいいんです。
ちょっとした自信、【一歩前に踏み出せる】だけの自信でいいのです。
少しの期間業界から離れていたとしても、また戻ってこれるかな?っていう位の自信を身につけられるかが、歯科衛生士としての寿命を大きく伸ばします。
そんな自信を身につけるには【3年くらいは同じ職場で働く事】これにつきます。
2つ以上のクリニックで、3年以上継続して働いた経験のある歯科衛生士は復帰できる【ちょっとした自信】が身についている可能性が非常に高いです。
もしかしたらこれは歯科衛生士にとって一番必要とされるスキルかも知れません。
歯科業界は各クリニックごとで任せられる仕事も求められる能力も変わってしまいます。そんな中『私のやり方が正しい!』という意識が強すぎてしまうと、転職先では大抵つまずいてしまいます。
【変化に対応する】
これは自分で開業する事ができない歯科衛生士としては、致し方がない悲しい現実なのかも知れません。
一方でこの能力さえ身につけてしまえば、求人は無限に近くあるわけですから、あなたはいつでもどこでもやっていける歯科衛生士になるのです。