こちらではいつから働かれてますか？

研修医明けからですから、ちょうど１０年ですね。
研修先が神奈川県だったので、【できるだけ家の近く】で働きたいという思いがあって、それで当時あった紹介会社さんに依頼をして、この職場を知りました。

研修先はどんなスタイルのクリニックでしたか？

１５分枠で進めていく、患者さんの数も多いクリニックでしたね。 けど私が研修先に就職しなかったのは、診療スタイルというよりも、実家（東京）から遠くて通いづらいので・・

そうすると、入社動機は近かったからと言うことですか？

はい 笑。正直それはありますけど、見学にきた時にスタッフが明るくて、関係性が良さそう〜って感じて。
入社して初めて小児の割合が半分近くだって気づいたくらい。
とりあえずは３年間は同じ場所で働こうと思って・・今入って10年目になるんですけど 笑

  新卒で入った職場で１０年間続くって、なかなかないと思いますけど、今も働く理由は？

最初の１年間は院長のアシストだけで、『このままで私大丈夫なのか？』って不安は正直ありました。 けど、今思えば本当に丁寧に教えて頂けたんだなって感じてます。
2-３年目から徐々に担当患者も増えてきて、すごく仕事が面白くなって来た時期でしたよね。
赤ちゃんの頃から来てくださる患者さんとか、”成長過程”が診れるのは、面白いですよね。

途中で伸び悩みとかはありませんでした？

５・６・７年目とかは、仕事にも慣れて来て、意識としては一番低かったかもって思います。 『日々を過ごしているというか・・』
『いずれ他のクリニックに行くだろうから・・』っていう気持ちがまだって、診療というか患者自身に入り込めない自分がいましたね。

そんな倦怠期とした脱したきっかけは？

ちょうどその頃から結婚を意識し始めて、診療以外のスタッフ教育とかも考えたら、自分が開業する道は選ばないだろうなって。
それだったら、他でスキルアップを重ねるよりも、同じ職場で今診ている患者さんをずっと診ていこうって。
私以外のDr（くりた歯科医院在籍）はみんな開業していったけど、私は残ろうかなっていう今です　笑

   

Dr富本のこれまで

• 生誕から大学まで

  東京で生まれ育つ、大学は鶴見歯科へ進学

• 卒後

  実家のある世田谷区に職を求め『くりた歯科医院』に入社

• 1年目

  日々院長のアシストに付き、患者さんへの対応から様々の処置を見て学ぶ

• 成長期（２ー３年目）

  患者さんを担当できる楽しみから来る充実した日々。

• 　　　　

• 倦怠期（5〜7年目）

  　日々同じことの繰り返しで、常に転職が頭を過ぎるため、目の前の診療に熱中できなくなる。

• 結婚を意識し始める

  女性としてのライフイベントを意識した途端、この職場でずっと続けてゆくイメージが持てたと同時に、患者さんへの【責任感】が芽生え始める。