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歯科助手になるには?必要な資格や取得方法、働くまでの手順

歯科助手になるには?必要な資格や取得方法、働くまでの手順
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作成日:2024/06/11

「歯科医院で働くことに興味がある」

「歯科助手の仕事でスキルアップの方法はある?」

 

このように感じている方に「歯科助手になるにはどうしたらよいか」をお伝えします。

必要な資格や取得方法、働くまでの手順や事前に身につけておいたほうが良いこと、歯科助手のスキルアップなども詳しく解説します。

 

歯科助手の仕事に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。

歯科助手になるには?

 

歯科助手になるために必要な資格やスキルは特にありません。

 

学歴不問で、高校生のアルバイトとしても募集されていることがあり、誰でも目指すことのできる仕事です。

歯科業界は人手不足なので、歯科助手は希望すれば比較的簡単になることができます。

 

ただ、覚えることもたくさんあるのでご高齢で未経験の場合は面接時に苦労することもあるようです。

 

しかし、受付業務や患者さんとのコミュニケーションを取ることで社会人としての経験を多く詰めるという魅力もあります。

 

歯科助手のお給料は平均年収が300万円前後で、月給にすると23万円程度です。

 

休日出勤や残業などもほとんどないので、女性が働きやすい職種といえます。

一般診療メインの歯科医院では、受付兼歯科助手、または受付と歯科助手が完全に分業している医院もあります。

 

受付のほうが人気で募集人数も少ないので、歯科助手のほうが採用されることが多いでしょう。

歯科助手の仕事内容

アシスタント業務 受付業務
歯科医師の補助 予約管理
器具の準備・片付け 電話対応
診療室の清掃・消毒 会計業務
患者の案内・対応 患者の来院受付
患者のカルテ管理 患者の情報入力

 

歯科助手の業務は先生のそばにいて治療のサポートをするアシスタント業務と、歯科医院の窓口である受付業務に分かれます。

 

ただ最近では、歯科助手の役割を細かく分けることも増えてきました。

大きな医院では、消毒室を専門に担当するクリーニングスタッフを雇うこともありますし、歯科助手として経験を積んだ方には、トリートメントコーディネーターの資格をとってもらい、カウンセリング業務を担当することもあります。

ほかにも、保育士や管理栄養士の資格を持っている方を歯科助手として雇い、ご両親が治療している間のお子さん対応や、食生活の介入が必要な患者さんに栄養指導をするなど、専門的な仕事をすることも。歯科助手の仕事の幅は多岐にわたります。

歯科助手として働くために必要な資格や取得方法

 

基本的に歯科助手として働くために必要な資格はありません。

持っておくと役に立つ資格はありますが、なくても勤務することは可能です。

もし事前に知識を得ておきたい方は下記に詳しく書きますが、コミュニケーション能力の向上や資格を勉強しておいてもよいかもしれません。

歯科助手に役に立つ資格

歯科助手に役立つ資格として主に下記の資格があります。
  • ・日本歯科医師会 歯科助手資格認定制度
  • ・歯科助手検定試験
  • ・技能認定振興協会の歯科医療事務管理士(R)技能認定試験
  • ・医療福祉情報実務能力協会の認定歯科助手
  • ・日本医療事務検定協会の歯科医療事務検定
  • ・トリートメントコーディネーター

 

① 日本歯科医師会 歯科助手資格認定制度

日本歯科医師会の講習会を受講すると資格がもらえます。資格は下記3つの講座に分けられています。

乙種第一
診療室内の内容メインで52時間の講習会を受講

乙種第二
事務的な内容メインで40時間の講習会を受講

甲種
診療室内と事務的な内容の講習会で400時間の受講

また日本歯科医師会が学習内容を認定した専門学校でも甲種を取得可能です。

 

② 歯科助手検定試験

こちらは医療福祉教育振興グループが認定するまだ新しい資格です。

3級から1級まであり、3級は基本的な知識で、2級、1級と進んでいくにつれて内容が深くなっていきます。

 

③ 技能認定振興協会の歯科医療事務管理士(R)技能認定試験

事務的な知識を得るための資格です。

 

④ 医療福祉情報実務能力協会の認定歯科助手

医療福祉分野で活躍する人のための実務能力レベルに合わせて認定される資格です。

 

⑤ 日本医療事務検定協会の歯科医療事務検定

1~3級に分かれていて、歯科に特化した事務的な知識を得ることができます。

 

⑥ トリートメントコーディネーター

患者さんとコミュニケーションを取る上で大切なことを学ぶことができます。

これらの資格は民間資格です。持っていると「歯科の知識やスキルがある」「勉強熱心だ」と感じてもらえ、面接で有利になることがあります。ご興味あれば資格を取得してスキルアップしてみてくださいね。

 

また、歯科助手からのステップアップとして、下記の資格を取得するのもひとつ。

 

  • ・歯科衛生士
  • ・運転免許
  • ・介護関係
  • ・栄養関係
  • ・子ども関係など

 

その他の資格は歯科に関連するものなので、あるとまた違った歯科助手としての働き方ができるのでオススメ。

もしすでに持っているようなら、保育園や調理室にとどまらず、歯科業界も視野に入れてみてください。

歯科助手に向いている人は?

 

歯科助手として向いている性格は下記のような特徴があります。

 

  • ・コミュニケーション能力が高い
  • ・的確・丁寧で細かい単純作業が得意
  • ・きれい好き
  • ・人の役に立つのが好き
  • ・気が利く
  • ・勉強熱心

 

歯科助手の仕事は本当に覚えることが多いです。

ですので、好奇心旺盛で向上心があり、患者さんとコミュニケーションがとれ、臨機応変に対応できるような人に来てもらったら、院長先生や周りのスタッフさんたちはとても喜びます。

 

もし上記の特徴に当てはまる人がいれば、ぜひ歯科助手のお仕事も検討してみてくださいね。

 

歯科医院で歯科衛生士をしながら、歯科メディアにてライター・動画編集者としても発信活動中。

現場で働くからこそわかる、リアルな声をお届けします。

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