歯科コンサルタントは好き？きらい？

コンサルタントがクリニックに来て、

面談をされた経験のある歯科衛生士も

最近は多いかもしれません。


※　コンサルタントとは、歯科医院（院長）に対して外部からアドバイスをする業者の人です。




歯科のコンサルタントって何をしているのでしょうか？




１、スタッフ・マネジメント


院長が抱える悩みで一番多いのは


【スタッフについて】
 

そんな院長の相談役としてコンサルタントは、

院長とスタッフの間に入って、スタッフ各人から

色々と話を聞き出して、仲を取り持つのです。


※　余談ですが、院長が抱えるスタッフへの悩み第一位は【スタッフがいう事を聞かない】という答えが上がって来ます。






コンサルタントによっては、色々問いかけをしてきます。


『どうやったら、もっと患者さんが増えると思う？』

『どうしたら、もっとリコール率が増えると思う？』






これは、コーチングと言われるやり方で、

相手に答えを導き出させ、行動をうながす

手法で面談を進めて行く事が多いです。






話していて気持ちが楽になったり、

自分の想いをうまく言葉に変えてくれる人であれば、

その人には少し期待をしても良いかも知れません。

もしかしら、クリニックが変わってくるかもしれません。





スタッフとのコミュニケーションがうまくない

コンサルタントだと、クリニックの雰囲気は

より悪い方向へと進むので、ご注意を！





しかし、一番大事なポイントは院長自身が

【自分を変える気があるのかが重要です】



スタッフを変えたいと思って、コンサルタントを

雇ったとしても、組織は変わりません。








２、売上を上げるアドバイス



売上げが上がらないと、

昇給も期待できないので、本当は

働く従業員にとっても大事な事です。





どんなアドバイスをするかというと・・



１、新患を増やす（紹介患者さんなど）

２、リコール率を上げる

３、自費率を上げる

４、アポ枠を今よりも効率よくする


結局は数字の把握と改善が多いです。




そして全ての項目にスタッフ・特に歯科衛生士が

大きく関わってくるため、みなさんとの会話を取ろうと

アプローチして来るのです。




もし院長がクリニックを良くするために

売上（利益）を下げる覚悟を持っているのであれば、

期待値は高まります。





お金ではなく、スタッフや患者さんの気持ちを

大切にしようと院長自身が代わり、それがクリニックの

雰囲気にも影響してきた時に、結果として

売上が改善されてくることが多いです。






数字（お金）にばかり意識がいっている所は、

スタッフを【駒】としてして捉えている事が多いのです。



見学時にスタッフルームで数字が張り出されていたら、

・・・・・ご注意ください。