プラーク付着の確認方法 / 患者さんへの説明

プラーク付着の確認方法 / 患者さんへの説明

1clips 52views

歯科衛生士として歯科医院に勤務していると携わる頻度の高い仕事の一つが、歯磨き指導、TBIがあります。

 
「プラークの付着が多いから、磨き方を説明しておいて」と歯科医師から指示された際、どう説明したら良いのか悩んだりすることも多いかと思います。




プラークは歯と似たような色をしている為、ただ患者さんに指摘するだけでは理解を得るのが難しいケースも多いですよね。


プラークの確認方法の一つとして、染めだしでプラークを確認する方法もありますが、口唇や洋服に染めだし液がつかないよう配慮しながら行うのは、時間も手間がかかるため、近年成人患者さんに毎回染め出しを行うクリニックは非常に少ないです。



患者さんにプラークを認識してもらう



時間内にプラークをチェックし、患者さんにアドバイスするには一番汚れが目立つところを指摘し、短針でプラークをすくって見せる事で付着の程度を確認してもらいます。
 
この時、歯石の匂いを患者さんに嗅いでもらうのも効果的です。歯科医院に通わなければいけないと強く感じてもらえるはずです。初回TBIの目的はあくまでも次回も必ず来院してもらう意識付けなのです。




一度に沢山の事を指摘されると患者さんは混乱してしまいますので、次回の治療部位に炎症がある場合はそこを中心に指導するなど、一回の指導でのポイントは絞って伝えるようにしましょう。



また、48時間以上プラークが付着していると歯肉の炎症が起きやすくなります。
プロービング時にプラークがついていなくても出血が見られるときもあれば、プラークが付着しているのに出血しない時があります。

歯肉に傷がなく出血が見られるときは、歯科医院に来る直前に頑張って磨いてきた方や、来院前に磨く時間がなくても、毎日コントロールを意識されている方では指導の内容も変わってきます。

必ず普段のホームケアの状況を伺うようにしましょう。


プラークとバイオフィルムの違い



その違いを見分ける一つは短針を歯面に平行にして沿わせてみてください。
 
満月ベタっもしくはヌルっと短針についてくればプラーク

満月ガサガサと少し短針に力を入れなければ取れないのはバイオフィルム

プラークは通常のブラッシングで除去できますが、バイオフィルムは歯科医院でのクリーニングでしか除去ができません。
2つの違いを説明し、定期的なクリーニングの必要性を患者さんに説明しましょう。
 
loading...
© デンタルハッピー since2008