土日休診の歯科医院は多くがオフィス街にあるため、
【礼儀や接遇】はほぼ全ての診療所で求められます。
しかし、衛生士の診療への関わり方はクリニックによって
大きく変わってくるため、しっかりと見極める必要があります
診療レベルが高いクリニックであったとしても、歯科衛生士の治療への関与はクリニックによってずいぶん変わって来ます。
パターン①:高レベルを求められるクリニック
オフィス街にある診療所では、時間のない
サラリーマンやOL、そして企業の重役など、
要望の高い患者さんも来院されます。
そのため、自費診療の割合も高くなり、医院によっては
治療への強いこだわりを活かすためにあえて、オフィス街
で開業しているDrも多いです。そんな院長のクリニックでは
歯科衛生士にも技術・知識の向上を強く求めるケースが多く
土日の休診日に勉強・講習会に参加するなどは当たり前です。
『週末はプライベートを重視したい』からこその土日休みと
考えている歯科衛生士は即退社となるでしょう。
パターン②:フォロー役としての役割を求められる
院長が非常に高名なクリニックが多いのも土日休みの
歯科医院の特徴と言えます。
そのため、患者さんも衛生士よりもDrを目的に来院
している事が多く、【基本的にはDrが全て対応する】
診療スタイルのクリニックも多いです。
この様なクリニックでは、縁上のSCは衛生士に任せるが、
縁下のSRPに関しては、基本Drが対応する所も多く、
P処を歯科衛生士がメインに取り組むと考えている方には
多少やりがいに欠ける場合もあります。
また一定のレベルに達していないと、患者さんを
任せる事は難しいとの判断から、アシストメインの期間が
他院に比べて長くなる事もよくある話です。
パターン③:ゆるすぎるタイプの土日休診クリニック
地域医療でも言えることですが、院長先生が高齢で
年季の入った老舗クリニックは、これまた求められる事
がパターン①とも③とも異なります。
このタイプの診療所はユニットをはじめとした設備面も
多少年季が入っており、昔ながらの治療スタイルである
ことも多いです。今までの患者さんを今まで通りに診て行く
ことをモットーとしているクリニックが多いです。
歯科衛生士としてこれから成長してゆきたい方や
予防や歯周病に関して積極的に関わりたい方は、
今後に不安を感じ、辞めてしまう人もいることでしょう。
土日休診の歯科医院はオフィス街にあることが、
ほとんどであるため、地域密着型のクリニックと
【求められることが極端極端になりやすい】と
考えておいた方が無難と言えそうです。
院長の治療方針・歯科衛生士に求められることを
見学や面接でしっかり確認することが大事です。
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