歯科衛生士の基本業務である、予防歯科に力を入れているクリニックなのか、それとも治療型のクリニックなのか?
見学時にクリニックスタイルを見分けるポイント2点。
見学時にクリニックスタイルを見分けるポイント2点。
治療型のクリニック:
初診時は主訴を改善し治療後は人によって異なる。メンテナンス移行の期待値が高い場合のみメンテ(予防)の話を振るパターンが多いです。
P検は1~2点で測り、精密検査はあまりしない。そもそも治療型のクリニックでは初診時に関わらず精密検査をする機会が非常に少ないのも特徴です。
予防歯科に力を入れているクリニック:
初診時もしくは2回目の来院時に時間を取り検査を行う。その際に治療後にメンテナンスを行なっていくことが基本方針だと事前に伝えることを怠らない。
主訴の改善だけでなく、長期間に渡って口腔ケアを行なってゆくと言う意識付けが最初からなされているケースが多いです。
また最初から4~6点の精密でP検をする所も特徴として見られます。
初診時にしっかりと時間を取る所ほど、全顎治療で診ているケースも多くなり、必然的に予防を徹底するする流れになります。
②、アポイントの取り方
当たり前の事ですがアポイント帳を見せてもらうと、そのクリニックがどれだけ予防歯科に力を入れているかが推測できます。
治療型のクリニック
アポイント帳上にDH列は存在していないことが多く、SCなどの衛生士がメインで関わる処置内容を枠色などを変えてわかりやすく識別している。
また1人のDrが2列以上を診ている歯科医院も治療型クリニックの特徴。同時刻に異なるアポイントが入っているため、患者さんを待たせている間の【つなぎのSC】頻度は必然的に高くなります。
予防型のクリニック
Dh列を設けて予約を取っているクリニックは、メンテナンス(リコール)の患者数が割合的には多いです。1列のDh列に対して確実に1台はDh用にユニットが確保されるため、Dh列と勤務Dhの割合からも衛生士業務の頻度は計算できますね。
例:Dh列としてのアポ枠を1列設けており、Dhが3名在籍されてい場合は日々1/3がDH業務になることが多い。
例:Dh列としてのアポ枠を1列設けており、Dhが3名在籍されてい場合は日々1/3がDH業務になることが多い。
またTBIだけでアポイントを取る事が多いクリニックは大抵予防にも力を入れているクリニックです。