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【歯科衛生士】バックレや連絡なしはNG!?選考辞退をする場合の適切な連絡手段と伝え方。

【歯科衛生士】バックレや連絡なしはNG!?選考辞退をする場合の適切な連絡手段と伝え方。
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作成日:2024/02/21

「内定をもらったけど他にいい職場が見つかってしまった」

「断るのがしんどいのでこのままバックレたい」

 

このように悩んでいる歯科衛生士さんはいらっしゃいませんか。

 

内定をもらったけれども断りの連絡を入れるのが面倒くさいので、連絡しないでそのままフェードアウトしたい…と考えることもありますよね。

 

実は、筆者もお恥ずかしながら若かりし頃にそのように思った経験があります。しかし、バックレはやめたほうがいいと心から感じています。後に一生引きずり続けるよりも、その瞬間はつらくてもその場で気持ちよく終わらせたほうが身のためです。

 

そこで今回は

・バックレや連絡なしがNGの理由

・選考辞退をする場合の適切な連絡手段と伝え方

という内容でお話していきます。

 

バックレや連絡なしがNGな理由

 

「もう一生会わないのだから、バックレや連絡なしでもよいのでは?」と考えることもあると思います。

しかし、その場はいいようにみえても後に後悔することになるのでやめたほうがいいでしょう。

「連絡するのが人としてのマナー・常識である」という主張はさておき、バックレや連絡なしがあなたにとってNGな理由は下記の通りです。

 

① 連絡が何度も来る

予定していた面接日や勤務開始日に来ないとなるとメールや電話などさまざまな手段で連絡が来ます。

事故・事件にあった可能性なども考えられるため、連絡が取れるまで何度も来ることもあるでしょう。

本人だけではなく緊急連絡先に連絡がいくこともあり、多くの人に迷惑がかかってしまいます。

無視し続けると捜索願を出されたり、損害賠償を請求されたりする可能性も無きにしもあらず…。

② 転職活動が難しくなる

歯科業界はとても狭いです。

学校、学会など思わぬところで繋がりが多く、履歴書をみて院長先生同士やり取りするケースも多く見受けられます。

特に同じ地域だと悪い噂も広がりやすいです。

また、デンタルショーや学会でばったりと出会うこともあるので、将来のことを考えても控えましょう。

③ 自分の心に一生残り続ける

悪いことをしたあとはやはり自分の心に一生残り続けてしまいます。

伝えるときは辛くても、そこを乗り越えてしまえば案外すっきりしますし、堂々と過ごすことができるのです。

面倒に思ったとしても社会人としてきちんと処理することをおすすめします。

選考辞退をする場合の適切な連絡手段

 

それでは次に、選考辞退する際の適切な連絡手段をご紹介します。

① 基本的にはメールでもいいが電話が確実

面接の数日前であればメールでもよいとされていますが、メールは読んでくれたか確認できず、いつ見るかもわかりません。

また、メールよりも電話のほうが謝罪の気持ちも伝わりやすいですよね。

大学の就活では「最終面接の辞退は電話でする」のが常識ですが、歯科医院の場合はほとんど一回目から最終面接のような扱いになります。

よって、電話でお伝えするほうが確実です。

特に面接直前の内定辞退は必ず電話で連絡をするように。

② 早めに伝える

決めた時点でできる限り早めにお伝えします。

歯科医院側も代わりの人を探さなければならないので、相手への配慮としても早めにしましょう。

電話で誠意を持って謝れば相手にも伝わります。

③ 内定辞退は2週間前まで

採用が決まって「内定」の場合は2週間前までに連絡をします。

内定が出ているのに断ってもいいのか不安があるかと思いますが、民法627条の「労働契約の解約権の行使」により、理由を問わず認められているのでご安心ください。

辞退するときの具体的な伝え方

 

次は辞退するときの具体的な伝え方をご紹介します。

「他の医院に内定が出た」

「面接終わってからイメージが違うと感じた」

などさまざまな理由があると思います。

 

基本的に断る理由は、具体的な内容ではなくても「一身上の都合により」で大丈夫です。

 

ただ念のために、聞かれた場合に備えて具体的な内容を考えておくとよいでしょう。

そのときは正直に話してしまってもよいかもしれません。

無難なのは「家庭の事情で就職が困難になった」「他院からの内定が出た」などでしょうか。

「方向性の違い」も伝えやすいかもしれませんが、「事前にわかっていたよね」と言われてしまったら言い返せません。そのためにも就職活動の準備や情報集めはとても重要です。

 

最後に、選考辞退する際の具体的なメールの書き方や電話の仕方をご紹介します。

選考辞退する際のメールの書き方

 

①件名

面接辞退のご連絡【名前】/  内定辞退の件【名前】

 

②本文

〇〇歯科医院 〇〇院長

 

お世話になっております。

◯月◯日に面接の予定をしております、歯科衛生士の〇〇と申します。

 

先日、他院から内定をいただき、そちらに就職することを決意いたしました。

誠に大変申し訳ございませんが、今回は面接を辞退させていただきたく、ご連絡しました。

お忙しいところ、日程を調整していただいたのに申し訳ございません。

 

貴院のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

 

③署名(本文下部に入れる)

◯◯専門学校 3年

歯科 衛子

Mail:shikaeiko@xxx.co.jp

TEL:000-0000-0000

住所:〒000-0000 東京都〇〇区〇〇0-0-0 〇〇アパート301

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☆件名作成時のPOINT

件名にはどんな内容かひと目見てもわかるようにします。長文でだらだら書くのではなく、短い文でまとめます。また、件名には名前の併記も忘れずに。

 

☆本文作成時のPOINT

まず文頭に歯科医院名、事務や面接対応をする方の漢字フルネームで名前を記載します。

 

小さな歯科医院の場合は、たいてい院長先生がまとめて対応するので先生の名前を記載します。

この場合は、〇〇院長や◯◯先生が無難です。

 

他にチーフや受付、事務員などが対応する場合は、名前に様をつけます。

その後は「お世話になっております。〇〇と申します。」と自分の名前をフルネームで名乗り、本文に入ります。

 

☆署名作成時のPOINT

署名では学校名や歯科衛生士などの職種、名前を記載します。他にもメールや電話番号、住所なども記載しておくと親切です。

選考辞退する際の電話の仕方

 

①院長に変わる前

お忙しいところ申し訳ございません。○○先生はいらっしゃいますでしょうか。

 

②院長に変わった後

◯月◯日に面接をしていただきました、歯科衛生士の〇〇と申します。

 

先日、他院から内定をいただき、そちらに就職させていただくことになりました。

そのため誠に大変申し訳ございませんが、今回は面接を辞退させていただきたく、ご連絡しました。

お忙しいところ、日程を調整していただいたのに申し訳ございません。

 

☆電話連絡時のポイント

基本的な内容や流れはメールとほとんど同じです。電話は電波がよいことを確認して、うるさい場所を避けましょう。

また、電話はかけたほうが先に切るのがマナーですが、目上の方の場合は、少し時間を置いて相手が受話器を置かないときは自分から切るようにします。

 

このように、案外ご連絡するのは難しくないので、バックレや連絡なしは控え、きちんと選考辞退をしてみてくださいね。

 

 

歯科医院で歯科衛生士をしながら、歯科メディアにてライター・動画編集者としても発信活動中。

現場で働くからこそわかる、リアルな声をお届けします。

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